映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』の世界的大ヒットで一躍有名となったイルミネーションスタジオがおくる最新3Dアニメーション映画『ロラックスおじさんの秘密の種』。本作と大ヒット中の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』、両作に登場している意外なキャラクターがいることがわかった。
そのキャラクターとは前述の『怪盗グルーの月泥棒』でおなじみとなったミニオンだ。細長くて黄色い容姿にデニム姿という不思議な出で立ちのこのキャラクターは、劇中でマッドサイエンティストのネファリオ博士が、バナナなどで作りだしたという人工生物。以降、映画を飛び出しグッズなどでも大人気となった。
ミニオンは、『ロラックスおじさんの秘密の種』で、主人公の少年テッドが本物の木を手に入れる手がかりを得るため、ワンスラーに会いに行く前のシーンで、机の引き出しの中に登場。一方、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』ではオープニングロゴを引っ張って来る大役をまかされたり、またあるシーンで子どもが持っているバックについているキーホルダーになったりと、絶妙な存在感を放っている。
すでに発表されている通り、『ロラックスおじさんの秘密の種』の同時上映作品として『ミニオンのバナナ争奪ゲーム!』が決定しており、2013年には『怪盗グルーの月泥棒』の続編の公開も控えている。今後ますます大活躍しそうなミニオンに、ぜひとも注目していただきたい。
『ロラックスおじさんの秘密の種』は、環境が悪化し、木々が育たなくなった世界を舞台に、ひとりの少年と森の守護者ロラックスおじさんが繰り広げる冒険を描くファンタジック・アドベンチャー。本国アメリカでは全米興行収入2億ドルを突破し、2012年に公開されたアニメーション作品の中で全米NO.1のオープニング成績を記録している。
『ロラックスおじさんの秘密の種』
文:渡部あきこ