左から、レバンガ・桜井良太、リンク栃木・川村卓也、日立・竹内譲次、トヨタアルバルク・岡田優介、東芝・篠山竜青、アイシン・古川孝敏、三菱電機・内海慎吾、パナソニック・金丸晃輔 左から、レバンガ・桜井良太、リンク栃木・川村卓也、日立・竹内譲次、トヨタアルバルク・岡田優介、東芝・篠山竜青、アイシン・古川孝敏、三菱電機・内海慎吾、パナソニック・金丸晃輔

週末にシーズン開幕を控えた10月1日、JBLの記者会見が行われた。伊藤善文JBL理事長が「JBLとしては最後のシーズン、リーグ一丸となってファンがワクワクするような試合をすることを誓いたい」と語れば、鈴木秀太副理事長も「引き続き、選手参加のチャリティーイベントを東日本大震災の被災県で行う。今季はインターネットの動画配信を全試合行う」と新たな計画を口にした。

JBL 2012-2013シーズン

開幕記者会見では全8チームのヘッドコーチ(HC)、選手もズラリと集結。ディフェンディングチャンピオンとしてシーズンに臨むトヨタ自動車アルバルクは「我々はチャレンジ精神を前面に出し開幕戦に挑んでいきたい」(ドナルド・ベックHC)、「2年連続2冠を達成するためには昨季よりももっといいバスケをしなければいけないし、もっと努力しなければならない」(岡田優介)と、油断はない。レギュラーシーズンは1位ながら、プレーオフファイナルでトヨタアルバルクに敗れたアイシンシーホースだが、鈴木貴美一HCは今季、日本代表チームHCとの兼任となった。指揮官は「去年優勝できなかったので練習量を増やした。練習を増やし、課題を与え、代表チームから帰ってきたらチーム状況を確認する形になっている。少し雑になっている部分があるので、ゲームの中で修正していきたい」と語った。

また、あと1勝届かずプレーオフ出場を逃したレバンガ北海道の桜井良太は「チームディフェンスをしっかりやった上で、選手個々が自己犠牲の精神を持ってチームに貢献していかなくてはいけない」、今季限りの休部が報道されているパナソニックトライアンズの金丸晃輔も「コート上ではそういう考えを持たずにがんばりたい」とキッパリ。

来季からはNBLとして新たなスタートを切る。JBLとしての最後の開幕は10月5日(金)。開幕カードは東芝ブレイブサンダース×三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ、パナソニック×日立サンロッカーズ、アイシン×レバンガ、トヨタアルバルク×リンク栃木ブレックス。チケット発売中。