『バーン・ザ・フロア Around the World Tour 2012』制作発表より 『バーン・ザ・フロア Around the World Tour 2012』制作発表より

世界でヒットしているダンス・エンタテインメント『バーン・ザ・フロア Around the World Tour 2012』日本公演の制作発表が10月2日、都内にて行われた。会見にはスペシャル・ゲストダンサーとして公演に参加する今井翼も出席。「ダンスが好きで色々なステージで踊ってきましたが、このような世界的な舞台に出演できて嬉しい」と喜びを口にした。

『バーン・ザ・フロア』は1999年のイギリスでの初演以降、世界各地で上演され、2009年にはブロードウェイ、2010年にはロンドン・ウエストエンドとショー・ビジネスの最高峰の地でも絶賛されたステージ。競技ダンスの世界選手権や各国のチャンピオンなど、トップクラスの技術を持つダンサーたちが、様々なジャンルのヒット曲に乗せてハイレベルなダンスを繰り広げていく。日本でも同公演の続編に位置する『フロアプレイ』とあわせ過去6回上演され、約40万人の観客を動員した人気公演だ。

常に“進化”をキーワードにしているこの公演は、今回も新しいシーンが加わったり、今までにはなかったコンテンポラリー・ダンサーが参加したりとパワーアップしているが、今回最大の注目は今井翼の出演。これまでも同カンパニーは、それぞれの国で活躍するダンサーを招き、その化学反応で新たな魅力を生み出してきているが、日本公演としてはスペシャル・ゲストダンサーの参加は初となる。今井はジャニーズきってのダンサーで、これまでも単身NYにわたりダンス修行をしたり、本場スペインでフラメンコを継続的に学んだりと、ダンスにかける情熱も相当のもの。「日本には数々の名ダンサーがいる中で、僕が日本代表として出演できるのはありがたいこと。なかなかない経験で最高の時間になると思うので、しっかりこのカンパニーの中で輝けるようにがんばりたい」と意気込みを語った。また、『バーン・ザ・フロア』産みの親であるハーレー・メドカフは「あなたのような素晴らしい才能とご一緒できてとても喜ばしい」、同芸術監督兼振付のジェイソン・ギルキソンは「彼のダンス経験がカンパニーにもたらす影響は大きい」とそれぞれ今井へ期待のメッセージを寄せた。

この日の会見には5組10名のダンサーが来日、圧巻のパフォーマンスも披露。今井も「こういった作品はすごく好きですし、このステージでキャストの皆さんと踊るということを考えたら非常に興奮しました」とその魅力にとりつかれた様子。なお今井の出演シーンは「シークレット」とのことだが、「ソロのパートも取り入れたいし、女性のダンサーとパートナーを組むことも考えている」そうだ。これについて今井も「普段は男ばかりのダンスが多いので、美しい女性と踊るのも大きな刺激になりそう。男らしさをしっかり出していきたい」と話していた。

公演は12月5日(水)から9日(日)に東京・東急シアターオーブ、12月12日(水)から16日(日)にオリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)にて。チケットはともに発売中。

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