B.LEAGUE EARLY CUP 2017記者会見に登壇した大河正明チェアマンと選手一同 B.LEAGUE EARLY CUP 2017記者会見に登壇した大河正明チェアマンと選手一同

『B.LEAGUE 2017-18』の開幕を9月末に控えた中、B.LEAGUE初のカップ戦『B.LEAGUE EARLY CUP 2017』が開催される。関東・関西・東海北陸・東北の4地区で、B1・B2クラブの枠を超えてそれぞれ6チームが参戦。「リーグ戦、『天皇杯』に続き、3 大タイトルのうちのひとつとしての位置づけになるようにしていきたい。近い将来は B1・B2の全チームが参加して、海外のクラブも呼べるようにしたい」と大河正明チェアマンは壮大な青写真を描く。

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中でも注目される『船橋市市制施行80周年記念企画 B.LEAGUE 2017-2018 SEASON KANTO EARLY CUP』には千葉ジェッツ、栃木ブレックス、川崎ブレイブサンダース、アルバルク東京、サンロッカーズ渋谷、横浜ビー・コルセアーズが参加。強豪ひしめく関東はB1勢のみが参戦するのはもちろん、8強が勝ち進んだ『B.LEAGUE チャンピオンシップ』に横浜を除く5チームが進出。優勝は栃木、準優勝は川崎、A東京はベスト4。さらに言えば、千葉は『第92回天皇杯』で優勝、同大会も8強のうち関東5チームが独占したのだ。ちなみに『第92回天皇杯』準優勝は川崎である。

何が言いたいかと言えば、横浜に代わってレバンガ北海道が所属する東地区を制する者が『B.LEAGUE チャンピオンシップ』制覇に近づく、『B.LEAGUE 2017-2018 KANTO EARLY CUP』はその重要な試金石となるということだ。

選手たちのモチベーションも高い。8月24日に行われた記者会見の席上で、横浜・湊谷安玲久司朱が「関東は強豪揃いで、関東を勝ち抜けばシーズン中も上を目指せる。『EARLY CUP』も優勝を目指したい」と言えば、A東京・田中大貴も「現時点でのチームの力を確認できる。いい部分も悪い部分も出てくるので、そこをしっかり次のリーグ戦に向けて、レベルアップのポイントにできるように……でもやっぱり結果にこだわってやりたい」とキッパリ。さらにSR渋谷・広瀬健太が「初めてのトーナメント。これを獲ったら初代チャンピオン。初代チャンピオンになれるようにチーム一丸になってがんばりたい」と意気込めば、川崎・辻直人も「昨シーズンは悔しい思いをしているので、今シーズンに向けた前哨戦だと思っている」とリベンジを誓った。

『船橋市市制施行80周年記念企画 B.LEAGUE 2017-2018 SEASON KANTO EARLY CUP』は9月1日(金)~3日(日)・船橋アリーナにて開催。9月1日(金)に千葉×横浜、A東京×SR渋谷の1回戦、2日(土)は栃木×千葉対横浜の勝者、川崎×A東京対SR渋谷の勝者、1回戦の敗者同士の3試合、3日(日)には決勝&3位決定戦がティップオフ。チケットは残りわずか。