ZP1

クラリオンは、フルデジタルスピーカーシステム「01DRIVE」シリーズの新製品として、世界初の太陽光充電機能搭載ポータブルフルデジタルスピーカー「ZP1」を、12月上旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は1万9800円前後の見込み。

デジタル音源からスピーカーユニットまでの完全なデジタル伝送を実現。音源のデジタル信号にオーバーサンプリングとデジタル変調をかけて、複数のデジタル信号に変換してマルチD-Classドライバから出力することで、スピーカーをきめ細やかに直接駆動する再生システムをもつ。

片手で持ち運びできる幅192×高さ39×奥行き115mmのコンパクトサイズながら、センター、レフト、ライトポジションに薄型アルミコーンマイクロスピーカーを搭載。聴きやすくバランスの取れたサウンドを再生する。また、Bluetooth機能を備え、スマートフォンやPC、携帯オーディオプレーヤーなど、Bluetooth搭載機器によるワイヤレス再生に対応する。

電源にはリチウムイオンバッテリを内蔵。11MHzの超高速駆動回路と3chパラレル駆動によって、消費電力を約3分の1に抑え、約5時間の充電で約30時間の連続再生ができる。また、スピーカーをD-Classドライバでマルチに駆動することによってムダな熱や電力の発生を抑えるので、ヒートシンクがない。

背面のソーラーパネルは、3時間程度の太陽光充電で1時間程度の再生ができる。また、音楽再生オフ時にはUSBポート経由でスマートフォンなどの充電ができ、ソーラーパネルを使えない場所では、USBポートから内蔵バッテリを充電できる。実用最大出力は、総合4.2W。重さは550g。