電力使用状況画面(イメージ)

エディオンは、電力使用量の監視・制御ができる家庭向けサービス「エディスマHEMSスタンダード」を、10月下旬に開始する。利用料金は月額250円。

環境共創イニシアチブ(SII)の補助金認定を受けて提供する家庭向けのエネルギー管理システム(HEMS)サービス。機器購入・工事・セッティング費用は10万円だが、SII補助金額定額10万円を受けることができる。

インターネットに接続したPCやスマートフォン、タブレット端末などで電力使用状況を「見える化」し、家全体、ブレーカー単位(最大10か所)、機器別の電力消費量を30分単位で表示する。各項目で、時間・日・週・月・年ごとの比較分析もできる。また、太陽光発電システムの発電量、売電量、売電価格の表示にも対応する。

電力の使用状況にもとづいた機器制御も可能。消費電力が設定上限値を超えるとアラーム(ブザー/LED表示/メール)で知らせ、あらかじめ設定した機器を自動で制御し、ピークカットすることができる。さらに、過去データとサーバーに収集したデータを監視・分析し、それぞれのユーザーにピークカットや電力料金の削減など、電力使用を最適化するためのコンサルタントサービスも提供する。