小野晃征(サントリーサンゴリアス) (C)F.SANO 小野晃征(サントリーサンゴリアス) (C)F.SANO

今季も3強による覇権争いが繰り広げられるだろう。『ジャパンラグビートップリーグ2017-2018』第3節を終えて、勢力図は見えてきた。王者サントリー、『トップリーグ』2位・ヤマハ発動機、『日本選手権』準優勝・パナソニックは週末、その実力を見せ付けた。

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9月2日に行われたサントリー×ヤマハは、王者が勝負強さを発揮。27フェーズもの連続攻撃から最後はSH日和佐篤の早いリスタートにSO小野晃征が反応し、逆転トライ。27-24でサントリーが公式戦23連勝をマークした。攻めも攻めたり、守りも守ったり。ラストワンプレーでの攻防はとてもシーズン開幕当初とは思えないハイレベルなものだった。

試合後の両指揮官の表情はスコアと逆だった。ヤマハ・清宮克幸監督が「最後負けはついたが、選手たちの胸の中には負けはない。自信を持って一歩先に進める敗戦」と言い切れば、サントリー・沢木敬介監督は「完全に負け試合」とキッパリ。

清宮監督は強力FWの破壊力抜群のスクラムと粘り強いディフェンスに満足しつつも、2年目のSO清原祥を早い時間で投入し、大舞台を経験させた。サントリー、パナソニックに比べるとどうしても選手層で劣るヤマハは目先の勝利にとらわれることなく、1月に訪れる『第55回日本選手権』を睨み、若手の積極的起用を施したのだ。

サントリー×ヤマハの前日に、パナソニックが東芝を47-10と粉砕した。FLデービッド・ポーコック、SOベリック・バーンズというワールドクラスの助っ人とともにホラニ 龍コリニアシ、ヒーナン ダニエルら帰化した選手も揃う。特別枠・アジア枠も駆使して第1・3節はFW8名のスタメンに6名もの国外出身選手が名を連ねた。これは他チームにとって、脅威である。

4番手に続くのは初代『トップリーグ』王者・神戸製鋼か、名将ジェイク・ホワイトHC率いるトヨタ自動車か、昨季5位に入ったNTTコムか。

各カンファレンスの順位は以下の通り。
【レッドカンファレンス】
1位神戸製鋼、2位サントリー、3位トヨタ自動車、4位NTTコム、5位クボタ、6位東芝、7位近鉄、8位NTTドコモ
【ホワイトカンファレンス】
1位パナソニック、2位ヤマハ、3位NEC、4位リコー、5位宗像サニックス、6位豊田自動織機、7位コカ・コーラ、8位キヤノン

今週末は第4節を開催。
9月8日(金) NEC×神戸製鋼 秩父宮
9月9日(土) クボタ×豊田自動織機/サントリー×NTTコム 秩父宮
ヤマハ×リコー ヤマハ
NTTドコモ×サニックス/トヨタ自動車×東芝 西京極
近鉄×キヤノン 鳴門大塚
コカ・コーラ×パナソニック 佐賀陸

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