ソフトバンクモバイルは、10月9日、2012-13年冬春モデルとして、下り最大76Mbpsの高速通信に対応した「SoftBank 4G」対応スマートフォンや、フルセグ搭載デジタルフォトフレームなど計9機種を、10月10日以降、順次発売すると発表した。

スマートフォンは、4.9インチHD液晶、1630万画素カメラ、NFC、2200mAhのバッテリなどを搭載したシャープ製の「AQUOS PHONE Xx(ダブルエックス) SoftBank 203SH」、1.5GHzのクアッドコアCPU、NFC、2420mAhの大容量バッテリを搭載し、急速充電などに対応する富士通モバイルコミュニケーションズ製の「ARROWS A(エース) SoftBank 201F」、「SoftBank 4G」対応スマートフォン第一弾として発売するファーウェイ製の「STREAM SoftBank 201HW」、ソフトバンクモバイル初となるモトローラ製のスリム・コンパクトモデル「RAZR(レーザー) M SoftBank 201M」、カラフルでポップなデザインのHONEY BEEスマートフォン第二弾「HONEY BEE SoftBank 201K」、世界最多の25色のカラーバリエーションを揃えたシャープ製の「PANTONE SoftBank 6200SH」の6機種をラインアップ。OSはAndroid 4.1または4.0(後日Android 4.1にアップデート予定)を搭載する。発売日は「STREAM SoftBank 201HW」が10月10日、その他の5機種は10月下旬以降~2013年3月上旬以降の予定。

PANTONEシリーズ第6弾となるスマートフォン「PANTONE SoftBank 6200SH」のカラーは、色に応じて質感を変えた、ブラック、ホワイト、ブルー、ブラウン、ゴールド、ライトピンク、グリーン、ダークレッド、レッド、オレンジ、イエロー、パープル、ブルーグリーン、ビビッドピンク、ピンクシルバー、シルバー、ダークブルー、マットブラック、ライトブルー、ピンクゴールド、ライトグリーン、ワインレッド、ラベンダー、ターコイズ、ピンクの25色。さらに、ソフトバンクBBが「SoftBank SELECTION」ブランドで販売する専用デザインシール(7種類)を貼れば、自分だけのオリジナルデザインのスマートフォンをつくることができる。

スマートフォンは、いずれも、AXGP方式の高速データ通信サービス「SoftBank 4G」に対応し、対応エリアでは下り最大76Mbpsの速さで通信することができる。スマートフォンをモバイルWi-Fiルータとして使うテザリングにも対応する(「テザリングオプション」の提供開始は12月15日以降)。また、公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」や自宅などのWi-Fi環境でより快適に通信できるよう、5GHz帯の無線LANに対応した機種を拡大した。

このほか、鮮やかな8色のカラーを用意し、PANTONEケータイとして初めて防水・防じんに対応した携帯電話「PANTONE WATERPROOF SoftBank 202SH」を2013年1月下旬以降に、ワンセグ・カメラ非搭載の法人専用携帯電話「PANTONE WATERPROOF SoftBank 202SH for Biz」を2013年2月下旬以降に発売する。また、世界で初めて地上デジタル放送を楽しめるフルセグ搭載・3G通信機能付きデジタルフォトフレーム「PhotoVision TV SoftBank 202HW」を、12月下旬以降に発売する。

なお、同時に発表したウォルト・ディズニー・ジャパンとの協業による「ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンク」の新製品「DM013SH」「DM014SH」を含めると、2012-13年冬春モデルは計11機種となる。