動画コンテンツをモバイル機器で持ち出す ペガシスが動画変換ソフトの上半期1位を獲得

2012.10.12 16:30配信

大画面のスマートフォンやタブレット端末の普及によって、モバイル機器で動画を楽しむ人が増えた。動画配信サービスも充実しているが、高画質の動画を楽しみたいなら高速なモバイル通信環境が必要だ。だが、お気に入りの動画をスマートフォンやタブレット端末で視聴できる形式に変換して持ち歩けば、通信環境を気にせずに、いつでもどこでも動画を楽しむことができる。そんな動画ライフをバックアップするのが動画変換ソフトだ。

●発売直後からトップを独走 ペガシスの「TMPGEnc Video Mastering Works 5」

動画変換ソフトは、PCで閲覧できる動画コンテンツをスマートフォンやタブレット端末などの機器でも再生できるファイル形式に変換・圧縮するソフトだ。例えば、携帯電話やモバイルゲーム機「プレイステーションポータブル」、iPod、iPhoneで再生できるファイル形式であるH.264/MP4に変換することで、自宅でしか再生できない動画を外出先でも楽しめる。

動画変換ソフトは無料ソフトも多く出回っており、試した経験がある人も多いだろう。しかし、無料ソフトは変換できるファイル形式の種類が少なかったり、変換する際の画質の品質が悪かったりすることがある。高性能の画像変換エンジンを積んだ変換ソフトを選びたい。

とはいえ、PCソフトはパッと見るとどれも同じように見えて、何を選んでいいいか悩む人も多いだろう。そこでオススメなのが、ペガシスの動画変換ソフト「TMPGEnc Video Mastering Works 5」だ。ペガシスは、「BCNランキング」の2012年上半期(1~6月)の動画変換ソフトで19.1%の販売本数シェアを獲得し、1位に輝いた実績のあるメーカーだ。

ペガシスを動画変換ソフト市場で1位のメーカーに押し上げているのが、2011年2月発売の「TMPGEnc Video Mastering Works 5」だ。発売直後からずっと1位を走り続け、直近の9月の月次では32.6%の圧倒的なシェアを占めている。

「TMPGEnc Video Mastering Works 5」は、定番のMPEG-2ファイルからMKVコンテナファイル出力、H.264ストリームFLVファイルの入力、Dolby Digital Plusの音声入力など、さまざまなフォーマットへの入出力に対応する動画変換ソフト。変換だけではなく、タイムラインでのレイヤー編集機能やカット編集機能などを備え、動画の編集から変換までをこの1本でこなす。

●ちょっと高いのにはワケがある! 職人のこだわりが詰まった完成度の高さ

動画変換ソフトの平均単価は6000円台。そのなかで「TMPGEnc Video Mastering Works 5」は1万4800円と、平均単価の倍以上の価格だ。無料ソフトが数多く出回っているなかで、高価格の「TMPGEnc Video Mastering Works 5」が売れている理由はどこにあるのだろうか。

「TMPGEnc Video Mastering Works」は、そもそも1998年に、現在ペガシスの最高技術責任者である堀浩行さんが一人で開発したMPEG変換ソフト「Tsunami MPEG Encoder」がもとになっている。当初、フリーソフトとして提供したところ、世界中から大反響があった。というのも、当時はPCのHDD容量が少なく、動画コンテンツを保存しておくと、あっという間にHDD容量を圧迫してしまうため、動画を圧縮できるソフトをみんなが必要としていたのだ。

その後、2001年にペガシスを設立し、MPEG-2に対応した変換ソフト「TMPGEnc Plus」を発売。高性能の変換エンジンを搭載し、高画質な変換ができるほか、操作性が高く、ユーザーから絶大な支持を集めた。また、初心者でも扱えるようにウィザードモードを搭載するなどして、新しいユーザーを獲得した。そして、ペガシスの動画変換ソフトは「変換中にフリーズしない」「信頼できる」などの評価を得るようになった。

おもしろいことに、ペガシスは毎年新バージョンを発売しない。かといって進化していないわけではない。常にユーザーの声を聞き入れ、新機能を開発している。ペガシスの基本的な概念としては、新バージョンを発売するのは、新機能を実装して「お客さまからお金をいただけるだけの価値」が備わったときだけ、という職人のようなこだわりをもっている。このこだわりが詰まっているからこそ、「TMPGEnc Video Mastering Works 5」は価格が高く、そして高い支持を受けているのだ。(BCN・山下彰子)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。

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