世界最高峰のパフォーマンス集団の世界を3D映画化した『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』が11月9日(金)から公開される。本作は、シルク・ドゥ・ソレイユの7つの世界を一度に観賞できる作品で、日本では公演を行っていない演目のパフォーマンスが映画館で“日本初披露”される。
本作は、『サルティンバンコ』や『ZED』などの作品で知られるパフォーマンス集団シルク・ドゥ・ソレイユの世界を最新の3D映像で捉えた作品。ドキュメンタリーではなく、『ナルニア国物語』を手がけたアンドリュー・アダムソンが監督を、『アバター』のジェームズ・キャメロンが製作を担当し、シルク・ドゥ・ソレイユの幻想的な世界を舞台に、サーカスに迷いこんだ少女と、空中ブランコ乗りの青年の恋の物語を描く。
日本でも数々の公演を行い、熱狂的なファンを多くもつシルク・ドゥ・ソレイユだが、彼らは全世界で公演活動を行っており、日本に上陸していない作品も数多く存在する。しかし、映画では男女の恋の行方を追いながら、日本ではまだ公演が行われていない『O オー』『KA カー』『ミスティア』『ビバ・エルビス』『クリス・エンジェル ビリーブ』『ズーマニティ』『ザ・ビートルズ・ラブ』の世界を描くという。アダムソン監督は「シルクの世界に入ってゆくために、自然かつ映画的な手法を見つけなければならなかった。シルクのショーには“物語の細い糸”が織り込まれていながら、様々なアクトがちゃんと存在している。映画でも同じことができるんじゃないかと思ったんだ」と振り返る。
その結果、新たに紡がれた“物語の細い糸”が全編に織り込まれた本作は、単なるドキュメンタリーではなく、日本未公開のパフォーマンスを盛り込んだ“シルク・ドゥ・ソレイユの新作公演”というべき作品に仕上がった。ちなみに、映画『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』は日本が世界最速の公開となり、今週末の東京国際映画祭での公式オープニング上映がワールド・プレミアとなる。
なお、来年よりシルクのラスベガス公演を完全制覇するツアー企画もスタート。公演のパフォーマンスがどのように活かされて、映画『シルク・ドゥ・ソレイユ3D』という“新作”が誕生したのか確認できる楽しみも生まれそうだ。
『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』
映画公開記念“シルク・ドゥ・ソレイユ完全制覇 ラスベガス6日間”の旅
2013年1月15日(火)~4月5日(木)
・ラスベガスで公演中のシルクの7つのショーを全て鑑賞
・滞在中1回、バックステージツアーにご案内
・参加者全員に、シルク・オリジナルグッズプレゼント
(以上すべて予定。詳細は店頭にてお問合せください。)
旅行企画・実施:近畿日本ツーリスト