8月のエアコン販売が不振だったケーズHD

ケーズホールディングスが9月8日に発表した月次速報によると、2017年7月は前年同月比130.5%と好調だったエアコンの売上高が、8月は同82.2%と不振だった。東京都心の日照時間が観測史上最短を記録するなど、関東地方の長雨の影響が出た形だ。

主要カテゴリで、前年実績を下回ったのはエアコンと冷蔵庫(98.8%)のみで、それ以外は、テレビが111.6%、BD/DVDレコーダーが108.9%、PC・情報機器が101.2%とデジタル家電を中心に好調だった。洗濯機(115.0%)、理美容家電・健康器具(106.7%)、クリーナー(105.2%)なども好調だった。

グループ全体の売上高は、7月の111.4%に対し、8月は99.6%。エアコンの不振が足をひっぱった。