ウェルテルを演じる実力派ミュージカル俳優 左からキム・ダヒョン、ジョン・ドンソク ウェルテルを演じる実力派ミュージカル俳優 左からキム・ダヒョン、ジョン・ドンソク

ドイツの文豪ゲーテの同名小説を原作とした、韓国オリジナル・ミュージカル「若きウェルテルの悩み」が2013年1月より東京・赤坂ACTシアターにて上演され、日本に初上陸することが16日、わかった。

アイドルを起用した舞台とは一線を画す、韓国発の本格ミュージカル。叶わぬ恋に苦悩する純粋な青年・ウェルテルの姿を、叙情的な音楽とストーリーで描く同作は、2000年11月の韓国初演より、チョ・スンウやオム・ギジュン、ソン・チャンウィ、パク・コニョンなどミュージカル界で活躍する実力派俳優が主演を務め再演を重ねてきた「韓国ミュージカル史上最高の力作」と評される話題作。韓国では、今年は10月25日(木)より12月16日(日)までソウル・ユニバーサルアートセンターで上演される。ウェルテル役は、2003年の公演で同役を演じて好評を博したベテランのミュージカル俳優キム・ダヒョンと、デビュー2年目ながらその甘いルックスと圧倒的な歌唱力から『モーツァルト!』や『エリザベート』などの大型ミュージカルに抜擢された新鋭スター、ジョン・ドンソクのダブル・キャスト。実力派として人気を誇るふたりの“ウェルテル”に韓国ミュージカル界では大きな期待が寄せられている。日本公演でも、韓国公演と同じキャストが舞台に立つ。

公演やチケットの詳細は順次発表される。