左から時計回りにスシローの「漬けまぐろ(税込132円)」「まぐろ(税込132円)」、くら寿司の「極み熟成 漬けまぐろ(税込110円)」「極み熟成 まぐろ(税込110円)」、はま寿司の「特製漬けまぐろ(税込99円)」「まぐろ(税込99円)」
フォトギャラリー【写真ギャラリー】比べるとこんなに違う!「回転寿司3店のまぐろ」比較(画像あり)
  • 左上からスシロー、くら寿司、はま寿司のまぐろ赤身
  • 手前のはま寿司の赤身が最も大きいことがわかります
  • 厚みの面でもはま寿司がダントツ!
  • 左上からスシロー、くら寿司、はま寿司のシャリ
  • スシローの「漬けまぐろ(左)」「まぐろ(右)」

人気回転寿司チェーン3店の「まぐろの赤身」を徹底比較!

どの時期・どの寿司店でも食べられるのがド定番「まぐろの赤身」。

回転寿司も同様で、どのチェーンでも展開していますが、大トロや中トロなどと違い、まぐろ赤身はその回転寿司店の中でも、たいてい最低価格の皿に乗っています。

仕入れ価格が安いこともありましょうが、前述の通りのド定番ネタであることから、他社に負けないよう最低価格にしている側面もありそうです。

食通の間では「まぐろの赤身を食べれば、その寿司店のクオリティがわかる」とさえ言われますが、この説にならって今回は3大回転寿司の「スシロー」「くら寿司」「はま寿司」のまぐろ赤身、さらにこれまた定番の漬けまぐろを比較。

細部をチェックしながら、肝心の味を見ていきます。

「ネタの大きさ」比較

3チェーン中「はま寿司」が最も大きい!?

各店のまぐろ赤身・漬けまぐろを並べてみると、ビジュアル的には各店ごとの強烈な個性は感じません。ただし、まぐろ赤身のネタの切り身を取って、並べてみるとそれなりの個性を見ることができました。

左上からスシロー、くら寿司、はま寿司のまぐろ赤身

各店とも、仕入れ時期ごと同じまぐろの赤身でも部位は多少変化がありそうですが、筆者購入時はおおむね以下の差がありました。

 

・スシローのまぐろ赤身

長方形にカットされたもの。大ぶりの筋膜が入っている

・くら寿司のまぐろ赤身

切り身の端が斜めにカットされたもの。筋膜は見られず、極めてシンプルな赤身

・はま寿司のまぐろ赤身

筋膜が入っており、比較的ダイナミックにカットされている

 

各店のネタのサイズに大きな差はないものの、測ってみたところはま寿司のネタが最も大きく、約・縦75×横25×厚さ5mmでした。

手前のはま寿司の赤身が最も大きいことがわかります
厚みの面でもはま寿司がダントツ!

漬けまぐろのサイズもおおむねまぐろ赤身に準じたサイズ感ですが、スシロー、くら寿司の漬けまぐろにはネギがトッピングされているのに対し、はま寿司は白ごまを添えるだけ。

ここでもはま寿司が他社と一線を画しているように思いました。