「WAVE TOKYO 2021」

日本のメディアアートの未来を予測するクリエーターが集結した「WAVE展」が2021年10月9日(土)~17日(日)、3331 Arts Chiyodaにて開催される。

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  • 小川泰の作品
  • AC部の作品

日本のメディアアートの未来を予測するクリエーター111人が集結

友沢こたおの作品

今年で第4回目を迎える本展「WAVE TOKYO 2021」ではアート、グラフィック、映像、イラストレーション、絵本などジャンルを超えた作品とともに、ベテランから新世代まで日本のメディアアートの未来を予測するクリエーター111人が集結。

空山基、湯村輝彦、宇野亞喜良、寺田克也、吉田ユニ、浅野忠信、友沢こたお、片桐仁など、多彩な作品が並ぶ圧倒的な空間で現在を体感してほしい。

さらに今回は、同時にもうひとつのWAVE展が現在ロサンゼルスで開催中。2022年からサンパウロ、ロンドンへと巡回する。

WAVE展ロサンゼルス会場風景

「WAVE TOKYO 2021に寄せて」

アートプロデューサー/Real Tokyoディレクター 住吉智恵

この夏、WAVEと同じ3331の会場で開かれたアウトサイダーアートの国際展には、五輪セレモニーや芸術祭といった大イベントを軽々超える鮮烈な強さがあった。それは他者や社会にまったく寄り添わない、個人の世界観で完結した作品世界だ。

では、俗世と災禍に揉まれて生きるアーティストは社会性という弱味を持つか? 弱くてもいいけれど、知性と詩性で時代を読み解くしたたかさはあったほうがいい。そして「美」の問題も、できればグラフィックの路にはキラめいていてほしい。

AC部の作品

開催概要

「WAVE TOKYO 2021」

会期:2021年10月9日(⼟)~10月17日(日))11:00〜19:00 ※最終日は18:00閉館
会場:3331 Arts Chiyoda / 1F メインギャラリー(〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14)
料金:一般 1,000円 / 65歳以上、高校生以下無料 ※障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料
主催・運営:株式会社エンライトメント WAVE2021 実行委員会
企画・キュレーション:高橋キンタロー、ヒロ杉山

<参加アーティスト>

赤、赤津ミワコ、秋元机、朝倉世界一、浅野忠信 、鮎川陽子、荒井良二、安齋肇、anna choi、飯田淳、ikik、石浦克(TGB design.) 、伊藤桂司、井上嗣也、岩間有希、牛木匡憲、後智仁、宇野亞喜良、瓜生太郎、AC部、越前菜都子、大津萌乃、岡田将充(OMD)、オカダミカ、小川泰、小岐須雅之、沖冲.、ONO-CHAN、角田麻有、片桐仁、加藤崇亮、川口育、川元陽子、管弘志、薬指ささく、くまあやこ、くるはらきみ、小池アミイゴ、古塔つみ、小林紗織、サイトウユウスケ、坂口隼人、櫻井万里明、佐々木香菜子、笹部紀成、佐藤ブライアン勝彦、SARUME、ジェニーカオリ、七戸優、島田萌、しりあがり寿、スガミカ、須川まきこ、須田浩介、snAwk、空山基、高木真希人、高橋キンタロー、竹井千佳、田名網敬一、田中麻記子、dbstr、タムラフキコ、Dunkwell、都築まゆ美、tupera tupera、手島領、寺田克也、TERRY JOHNSON、時吉あきな、友沢こたお、とろろ園、長嶋五郎、中島友太、長野剛、中原昌也、中村幸子、那須慶子、抜水摩耶、根本敬、野々上聡人、長谷川雅子、HAMADARAKA(EmuArizono/EruArizono)、Bioletti Alessandro 、平井豊果、ヒロ杉山、VJ Technova、POOL、藤田淑子、藤本巧、古川じゅんこ、本田誠、前田麦、牧かほり、マスダカルシ、益山航士、真々田ことり、水野健一郎、ミヤギユカリ、本秀康、森口裕二、矢野恵司、山口はるみ、山崎由紀子、雪下まゆ、ユムラタラ、横尾美美、吉實恵、吉田ユニ、吉村宗浩、米原康正