「きょうだい」は、仲がいい時もあれば、そうでない時もあるもの。

子どものケンカを止めるのに「もうやめなさい」「いい加減にしなさい!」と、つい感情的になってしまうママ・パパは多いのではないでしょうか。

元保育士の筆者が「子どものきょうだいゲンカをスムーズに止めるコツ」をご紹介します。

これでスムーズに解決!きょうだいゲンカを止めるコツ

両者の言い分を聞いて解決に導く

まずは「ちょっと待って」と2人を引き離し、気持ちを落ち着かせましょう。

そして「どうしたの?」と両者に尋ねてみてください。一方だけに聞くと、ケンカの全体像が把握しにくくなるので気をつけましょう。

それぞれの言い分に耳を傾けて「良い」「悪い」で判断するのではなく「どうすれば良かったかな?」と問いかけてみます。

例えば、おもちゃの取り合いで言い争いになったのなら「順番を守る」「『貸して』と声をかける」など、子ども本人たちに答えを導かせましょう。

どうすればいいかが分かるようになると、子どもが成長するにつれ、自分たちで解決するようになりますよ。