撮影/小嶋文子

4月21日より、MBSドラマ新枠「ドラマシャワー」にて毎週木曜深夜放送のドラマ『不幸くんはキスするしかない!』(MBS、他)。BLラブコメコミックを原作に、不幸体質×幸運体質の大学生同士が、勘違いから恋に落ちる“ドタバタハッピーBLコメディ”。

とにかく小さな不幸に付きまとわれ続ける福原幸多役を注目の若手俳優・曽田陵介が演じ、ダンス&ヴォーカルグループ・lol-エルオーエル-の佐藤友祐が、生まれつき幸運に恵まれている篠宮直哉役を務める。

正反対の境遇で、性格もちょっと計算高い幸多と、天然の直哉という凸凹な二人。演じた曽田と佐藤に撮影中のエピソードやお互いの印象、幸多と直哉の恋愛から感じたことなどを語ってもらった。

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この役をやれるんだ、と思って楽しみになりました

撮影/小嶋文子

――出演が決まったときの気持ちを教えてください。

曽田:出演が決まってすぐに原作を読ませていただいたんですけど、面白いしスラスラ読めて、それでいて「好き」という気持ちの描写とかは繊細で感情移入できました。

クスっと笑えるコメディ要素もあって、幸多の裏の顔とかすごい表情だし(笑)。この役をやれるんだ、と思って楽しみになりました。それに、主演をいただけるなんて夢にも思っていなかったので、楽しみで仕方がありませんでした。

佐藤:僕は直哉というキャラクターを自分がちゃんと演じられるかな、という不安がありました。他人のことを想って全力を注げたり、幸運体質で、天然で、でもクールだったり。

僕がこれまで僕が演じさせてもらってきた明るいムードメーカーっぽいキャラクターとは真逆で、しかもそれがW主演でもあったのでプレッシャーもありました。

©「不幸くんはキスするしかない!」製作委員会・MBS
©「不幸くんはキスするしかない!」製作委員会・MBS

――お二人は本作が初共演ですが、お互いにどんな印象がありましたか。

曽田:僕は最初、SNSとかを見させていただいてて「めっちゃカッコいいじゃん!」って思っていたので、もっとクールな方かと思っていたんです。けど、話してみたら壁が全然なくて話しやすくて、「何でも話せるいい先輩」って感じです。

――初対面のときのことは覚えていますか。

曽田:衣装合わせのときで。

佐藤:なんかしゃべったっけ?

曽田:しゃべれなかったんですよ。

佐藤:そうだ。コロナのこともあって衛生面的に。

曽田:でもその時に連絡先を交換したら、すぐにメッセージを送ってくださって。「いい人だな~」って。

佐藤:「いい人だな」って思った?(笑)

曽田:思いました!

佐藤:僕は最初、幸多のキャラクターに対して二面性どころか三面性があるので、演じるのが大変そうだな、と思っていて。でも曽田くんはそれと真剣に向き合って真面目に取り組んでいたのですごいなって思っていました。それは撮影が終わるまでずっと変わらなかったですね。

©「不幸くんはキスするしかない!」製作委員会・MBS