保育園・幼稚園のうちは友達同士で遊ぶのも親同伴だったものが、小学生にあがると、子どもだけで遊ぶ機会も増えてきます。

家に遊びに来たお友達が勝手に冷蔵庫を開ける、おもちゃを片付けない、いつもうちでばかり遊ぶことがストレス……など、さまざまなトラブルを聞きますが、中でも悩んでしまうのが「こちらが帰ってほしい時間になっても、なかなか帰ってくれない」というケース。

こちらが「そろそろ……」と帰宅を促しても、「まだ遊びたい」「うちは大丈夫だから」などと言って毎回居座り続けられた場合、どうしたらトラブルなくすんなり帰ってくれるでしょうか?

周囲のママたちに聞いた「子どもの友達をうまく帰らせる」対処法についてご紹介します。

なかなか帰ってくれない子どもの友達をうまく帰宅させるには?

1:家のルールをしっかりと伝える

基本的にはまず、正攻法でやってみるママが多いようです。

「うちで遊べるのは夕方の5時まで」などと終わりの時間を明確に伝えて、絶対に譲らないというものです。遊びに来たタイミングで「◯時になったらおしまいだよ」と約束しておくのも有効でしょう。

子どもは大人をよく見ているので、「あと少しなら仕方ないか……」とこちらが許せば、その態度を察知してゴネて押し通したりするものです。

「これ以上は絶対にダメだよ」と注意し、毅然とした態度を見せることで、帰宅してほしい意思が子どもにも伝わりやすいでしょう。

2:相手の母親に手紙や口頭で伝える

お友達の親御さんと連絡がとれるなら、何かあればすぐにLINEなどで伝えられますが、その子の親の連絡先どころか顔も知らない場合もありますよね。

お互いにどんな人なのかわからないので、子どもの口から一方的に伝わったことで誤解が起きたり、トラブルが生まれてしまう可能性も。

「遊んでいる子の親を知らなかったから、連絡先を書いた手紙を渡してもらって連絡をとり、17時には帰ってほしいと伝えたら、ちゃんと子どもに言ってくれたみたいできちんと帰るようになりました」という体験談を教えてくれたママも。

顔見知りで連絡先を交換済みなら、「夕飯の準備があるから◯時には帰ってほしいんだ」などとしっかり伝えておいたり、知らない場合は子どもを介してお手紙を渡してもらい、そこに帰宅してほしい時間や連絡先を書いて「今後も子ども同士遊ぶ機会がありそうなので、何かあれば連絡を取りあいませんか」などと伝えてみてもいいかもしれません。