あらゆる感情の中で「怒り」は最もコントロールが難しい感情。激しい怒りが沸いたとき、あなたはどうしていますか?

自分の気持ちを相手に伝えることは大切ですが、感情のまま激しくぶつけてしまうのは考えもの。

失望や幻滅をされたり、相手との関係に決定的な亀裂が入ったりすることも。さらに、場合によっては周囲の人たちからも敬遠されることになりかねません。

そこで今回は、男性がドン引きする怒りのぶつけ方の4つの例、怒りの正体、そして感情のコントロール法について紹介します。

男性が語る! ドン引きする怒りのぶつけ方

1: 汚い言葉や男言葉で罵る

「20代の頃に付き合っていた彼女に、粗暴な言葉を使いながらものすごい剣幕でキレられたことがあった。普段そんな乱暴な言葉使いをしたことがなく、見た目もとても女の子らしい子だったので、心底ビックリした。

『これが本性……?』と思うと、彼女への気持ちが冷めてしまった」(東京都・30代男性)

激しい怒りが沸いたら、普段使わないような言葉使いや悪口が思わず出てきそうになるかもしれませんが、それらはグッと堪えて押し込みたいもの。

口に出してしまったが最後、「これが本性なんだ」「怒るといつもあんな言葉使いをしてくるようになるんだ」というレッテルを貼られてしまうことに。

女きょうだい(姉や妹)がいない環境で育った男性には、特に引かれるようです。

2:「もう二度と連絡してこないで」と言ったのに自分から連絡してくる

「ちょっとした誤解と勘違いで、彼女を怒らせてしまった。

『あなたとはもう終わり。もう二度と連絡してこないでください』と言われて落ち込んでいたら、次の日に彼女から『なんで連絡してこないの!?』と電話があった。そっちがしてくるなって言ったのに……。

結局仲直りはしたけど、いい年をしてるのに考えが浅いというか、子どもすぎて幻滅した」(兵庫県・30代男性)

このように生半可な気持ちで、相手に別れや縁切りの言葉を告げないようにしましょう。

自分の言葉に責任を持てる人間になる、それが大人というものです。

3: 第三者を巻き込む

「以前勤めていた会社の話ですが、私の部下が社内恋愛をしていたんです。その彼女がとても厄介で……。

嫉妬深くて、束縛もきつく、周りを巻き込んでくるんです。チーム内の飲み会や取引先との付き合いに部下が参加すると、次の日決まって大惨事になります。

一度、私がお客様に電話しようとしていたら、その部下の彼女がツカツカとやってきて、『昨日あなたが企画した飲み会のせいで、私たちムチャクチャです! よく平気な顔して仕事なんてできますね! 信じられない』と言われたことがあります」(埼玉県・40代男性)

これはかなりキツイ事例ですが、当人だけでなく第三者にも激しい怒りをぶつけたり、第三者になんとかしてもらおうとしたりという行動をとる女性は少なからず存在します。

本人は周りが見えていない状態ですが、当然周囲からしたら大迷惑です。