それぞれ微妙に個性が異なるコンビニの冷やし中華
フォトギャラリー【画像】夏に食べたい『コンビニ冷やし中華』4品を食べ比べしてみた!
  • ミニストップの「8種具材の冷やし中華」498円(税別)
  • 【ミニストップ 8種具材の冷やし中華】お皿に盛ったところ
  • 【ミニストップ 8種具材の冷やし中華】麺をリフトアップしたところ
  • ローソンの「冷やし中華」460円(税別)
  • 【ローソン 冷やし中華】お皿に盛ったところ

暑い日、無性に食べたくなるメニューの一つ、冷やし中華。

近くに町中華があれば、サクッと入って食べることもできますが、麺を茹でた後に水でシメる工程から、相応の時間と手間がかかり、総じて値段は高めでもあります。

もっと気軽に、サクッと冷やし中華を食べることができないものかと、お悩みの方にオススメしたいのが、コンビニの冷やし中華です。

コンビニ各社ではおおむね具と麺を2段に分けてパッケージしており、具を乗せた後、タレをかけていただく仕組みです

具を麺に乗せて、最後にタレをかければすぐにいただくことができる上、価格もおおむね500円前後とお手頃です。

今回はそんなコンビニの冷やし中華を、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップで食べ比べし、レビューします。

あなた好みの一品は、どのコンビニの冷やし中華になるでしょうか。

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【セブン-イレブン】「さっぱり醤油スープの冷し中華」520円(税別)

あえて千切りにしていない焼豚を、絶品麺といただく贅沢感!

セブン-イレブンの「さっぱり醤油スープの冷し中華」520円(税別)

まずはセブン-イレブンの「さっぱり醤油スープの冷し中華」から食べていきます。

今回食べ比べする4社の中では、最も高い520円(税別)という値付けですが、味には定評のあるセブン-イレブンです。

贅沢な味を楽しませてくれるはず! と期待が膨らみます。

【セブン‐イレブン さっぱり醤油スープの冷し中華】お皿に盛ったところ

まずはスペックから見ていきましょう。

<1包装あたり>

エネルギー:508kacl

たんぱく質:18.8g

脂質:9.8g

炭水化物:88.8g

糖質:83.6g

食物繊維:5.2g

食塩相当量:4.9g

麺をリフトアップしたところ

具材はもやし、焼豚、きゅうり、錦糸玉子、かに風味かまぼこ、紅生姜、薄切り味付ザーサイ、乾わかめ、いりごまです。

これを麺の上に乗せ、タレをかけていただくわけですが、一見モサッとしている麺も、スープの油分が加わると、一気にほぐれてくれます。

柔らかくツルっとした口当たりと、噛むとしっかりとしたコシを感じる麺は、冷蔵保存されたとは思えないほどのクオリティ。

前述の具材類との相性も良く、特に、あえて千切りをしない焼豚といただけば、贅沢な印象さえ受けます。

他方、タレは酸味・甘さが際立ちつつも、全体的な塩味は控えめで、ガッツリ味わいたい人には、少々物足りなく感じるかもしれません。

しかし、このこともまた、具材・麺の良さを優先して味わっていただくように、配慮されているとも考えられ、いっさい不満はありませんでした。

なかなか美味しい冷やし中華です。