就活生が選ぶ「理想の人事担当者」 男性1位は6年連続 櫻井翔さん、女性1位は4年連続 水卜麻美さん! 流行した「就活用語」には初めて「インターン」や「オヤカク」がランクイン
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2025年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した、「マイナビ2025年卒 学生就職モニター調査 7月の活動状況」の結果を発表しました。
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<TOPICS>
◆この人が人事担当者だったら、入社したいランキング。男性1位は6年連続 櫻井翔さん、女性1位は4年連続 水卜麻美さん【図1、2】
◆流行した「就活用語」は前年同様「ガクチカ」が1位。調査開始以来初めて「インターン」や「オヤカク」もランクインし、関心が高まる【図3】
◆就職活動に影響したニュースワードは「ChatGPT・対話型AI」や「人工知能・AI」などAIに関する項目が順位を上げる【図4、5】
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【調査概要】
◆この人が人事担当だったら、入社したいランキング。男性1位は6年連続 櫻井翔さん、女性1位は4年連続 水卜麻美さん
就活生にとっての「理想の人事担当者」像を探るため、就活生に「この人が人事担当だったら、その会社に入社したい」と思う男性有名人、女性有名人、架空のキャラクターをそれぞれ挙げてもらった。男性部門は櫻井翔さん(調査開始以来6年連続1位)、女性部門は日本テレビアナウンサーの水卜麻美さん(4年連続1位)、キャラクター部門はドラえもん(調査開始以来6年連続1位)が1位となり、例年と変わらず大きな支持を集めた。選んだ理由は「親身に相談にのってくれそう」「緊張をすることなく話せそう」といったものが多く、学生に寄り添ってくれそうな理想の人事像としてイメージされているようだ。【図1、2】
【図1】
【図2】
◆流行した「就活用語」は前年同様「ガクチカ」が1位。調査開始以来初めて「インターン」や「オヤカク」もランクインし、関心が高まる
25年卒の学生に周りで流行った「就活用語」について最大3つまで挙げてもらったところ、「ガクチカ」が最多で、2年連続で1位となった。また2位の「NNT」、3位の「お祈り」、4位の「ES」についても前年から変わらず同じ順位となった。5位は「サイレント」で、前年の6位から一つ順位を上げたが、上位はほとんど変動しなかった。
新たにTOP10に入ったのは8位(同率)の「インターン」「オヤカク」「早期選考」となった。三省合意によって25年卒から「インターンシップ」の定義が改正されたことや、内定辞退対策を目的とした企業の「オヤカク」(親への確認)の動きが増えたことから報道も多く、学生の中でも話題になったと推察される。また、「早期選考」と回答する学生も目立ち、企業の選考活動が前倒しになっていることも注目されているようだ。【図3】
【図3】
◆就職活動に影響したニュースワードは「ChatGPT・対話型AI」や「人工知能・AI」などAIに関する項目が順位を上げる
就職活動に影響したニュースワードについて60個の選択肢の中から選んでもらったところ、前年に引き続き、最も多く選ばれたのは「初任給アップ(27.6%)」だった。2位は4年連続で「テレワーク、リモートワーク、在宅勤務(19.3%)」、3位は2年連続で「働き方改革(18.4%)」となった。
AIに関する項目は4位の「ChatGPT・対話型AI(14.8%)」は前年9位から、5位の「人工知能・AI(14.4%)」は前年6位から、それぞれ順位を上げた。
ニュースワードが就職活動にどのように影響したかを自由回答で聞いたところ「(初任給アップ)不景気だからこそ少しでも給料の良い会社に行きたいという気持ちが強くなった」「(テレワーク、リモートワーク、在宅勤務)リモートワークが柔軟にできる会社だと志望度が上がった」などの回答が見られ、社会情勢や柔軟な働き方が企業選びに影響していることがわかる。また「(ChatGPT・対話型AI)ChatGPTを利用して自己分析をしたことがあったから」「(人工知能・AI)AIの手助けによるエントリーシートの作成や企業調べ」といった回答もあり、AIを活用して効率的に就職活動を進めている様子がうかがえる。【図4、5】
【図4】
【図5】
【調査担当者コメント】
理想の人事担当者ランキングでは、数年連続して同じ有名人・キャラクターがランクインしました。選んだ理由には「話しやすそう」「親身に相談にのってくれそう」「励ましてくれそう」などが挙げられ、理想の人事像として、就活生に寄り添ってくれることを期待している様子がうかがえます。また、流行った就活用語について、上位はお馴染みの用語がランクインしましたが、初めてランクインした「インターン」「オヤカク」「早期選考」などは、25年卒の採用市場の特徴を感じることができました。インターンシップの定義改正など前年から変化のあった年でしたが、就職活動期間を自身と向き合う大切な時間とし、より良いファーストキャリアを歩んでほしいと感じます。
マイナビキャリアリサーチラボ 主任研究員 井出 翔子
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【調査概要】「マイナビ2025年卒 学生就職モニター調査 7月の活動状況」
○調査期間/2024年7月25日(木)~7月31日(水)
○調査方法/Web上のアンケートフォームより入力
○調査対象/2025年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生
○調査機関/自社調べ
○有効回答数/1,398名(文系男子177名、理系男子321名、文系女子547名、理系女子353名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細はこちら
(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20240828_84488/)からご確認いただけます。
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