【千葉県佐倉市】ホテル日航成田、潮来市、香取市との相互の魅力増進に向けた公民連携

成田国際空港に隣接するホテル日航成田（総支配人：山田　篤）と、あやめや花菖蒲を活用したまちづくりを展開し、かつ、成田国際空港の近隣に立地する潮来市（市長：原浩道）、香取市（市長：伊藤　友則）、佐倉市（市長：西田　三十五）は、連携・協力による相互の魅力増進に資する試験的取組の実施に向けて、令和6年8月28日（水）、覚書を締結しました。

署名済の協定書を掲げる西田三十五佐倉市長（左端）、伊藤友則香取市長（中央左）、原浩道潮来市長（中央右）、山田篤ホテル日航成田総支配人（右端）

◆佐倉市長　西田三十五コメント
　本日、ホテル日航成田様、そして潮来市、香取市と佐倉市の３市とで、試験的取り組みを進めるための覚書を締結させて頂きました。ご尽力を賜りました、関係者の皆様に、厚く御礼申し上げます。
　今回、この顔ぶれで、新しいチャレンジができること、大変心強く、嬉しく思っているところでございます。
　市を今以上に発展させたい、元気にしたいというのは、どの自治体の首長さんも同じ考えだと思いますが、成田国際空港近接という強いアドバンテージを持っていながら、まだその長所を生かし切っていないというのが、私の、そして周辺に立地されている、潮来市さん、香取市さんとも、共通の課題意識ではないかと思います。
　今回、ホテル日航成田さんと佐倉市とのちょっとした対話からアイディアが生まれ、あやめサミット加盟自治体同士としてなじみのある、潮来市さん、香取市さんに、お声がけをしたところ、大変前向きにご賛同をいただきました。この場をお借りしまして改めて御礼申し上げます。
　佐倉市は、令和５年度から魅力推進部を新設し、令和６年度からは企業誘致・公民連携推進室の設置をしております。人口減少や少子高齢化といった課題への対応、また変化の速い現代社会において、市単独ではなく、広域連携や公民連携などを進めることが必要であり、また、市の魅力を効果的に活用・そして発信していくことが重要であるとの考えからでございます。佐倉市単独ではかなわないことも、連携することで魅力推進のチャンスが生まれるものと思っております。
　佐倉市の市制70周年のキャッチフレーズは、「これからも咲く、佐倉。」として、今までも、そして、これからも佐倉に咲き続けてほしい、という小学生の願いが込められたものでございます。このエールを受け、私は、常に前を向いて咲き続ける、魅力的な市であるために、変化を恐れずに取り組んでまいりたいと考えております。
　ただ、我々にとって、今日はスタートの日であります。まずは来年５月を目途としたレストランフェア実施に向けた取り組みを進め、それをきっかけとして、それぞれの魅力発信、観光誘致に関する相乗効果を生んでいけるよう、努力していく必要がございます。
本日を契機に、４者が共に絆を深めながら、発展していくことを切に願いますとともに、ご参集の皆様の、ますますのご健勝とご多幸を祈念いたしまします。

◆覚書の概要
１．協定の目的
　　ホテル日航成田、潮来市、香取市及び佐倉市は、相互に連携・協力し、ホテル日航成田１階レスト　　ラン（カジュアル・リゾート・ダイニング・　セリーナ）にて、地場産食材等を活用したレストランフェアを開催することにより、それぞれの知名度・認知度の向上や魅力の増進、訪問・滞在契機の創出を図ることを目的とする。

２．覚書の内容
○ レストランフェアの企画、開催、運営に関する事項
○ レストランフェアの広報、周知に関する事項
○ ホテル日航成田、潮来市、香取市及び佐倉市の魅力発信・観光誘致に関する事項
３．覚書期間
協定締結の日から令和7年3月31日まで
ただし、期間満了日の１か月前までに申出がない場合は1年間更新