母と娘が織りなす心の旅――過去の思い出と向き合い、家族の大切さを再確認する12日間の物語


イム・キョンソン『リスボン日和』は2024年9月12日発売

株式会社マガジンハウス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鉄尾周一)は、韓国国内累計65万部超のベストセラー作家イム・キョンソンが親子の絆を描く珠玉のエッセイ『リスボン日和』(原題:다정한 구원)の邦訳版を、2024年9月12日に全国の書店・ネット書店で発売いたします。
※発行元:株式会社日之出出版(本社:東京都中央区、代表取締役:西山哲太郎)
■作品紹介
本書は、家族との思い出が刻まれたリスボンの地を、幼少期に過ごした記憶とともに再び訪れる12日間の旅路を綴った感動エッセイです。父母との絆を振り返りながら、娘との新たな絆を深める様子が描かれており、読み手にとっても親子の関係を再考させる一冊です。
■本書の見どころ
著者は、亡き父母との思い出を胸に、家族で過ごしたリスボンを再訪する決意をします。幼少期の彼女が歩いた場所を、今度は自身の娘ユンソとともに歩きながら、過去と現在が交差する温かい瞬間が描かれます。心の中で何度もよみがえる父母との思い出や、自身の心に刻まれた痛みや喜びが、リスボンの風景とともに鮮やかに蘇ります。
旅を通じて、キョンソンは自分自身と向き合い、家族の大切さや愛の形を再認識します。これからの人生において、娘と共に新しい絆を築いていくことを決意する姿は、すべての母親に共感を呼び起こすことでしょう。
「過去の思い出に癒され、娘との未来に希望を見出す旅の記録」として、多くの読者に感動を与えること間違いなしです。
■本書はこんな方におすすめ
● 親との関係に悩んでいる方
● 子育ての中で自分の役割や意義を見つけたいと考えている母親
● 家族との絆を深めたいと願うすべての人


■著者プロフィール
イム・キョンソン
韓国ソウルに生まれ、横浜、リスボン、サンパウロ、大阪、ニューヨーク、東京で成長、10年あまりの広告会社勤務等を経て、2005年から専業として執筆活動。著書にエッセイ『母さんと恋をする時』、『私という女性』、『態度について』、『どこまでも個人的な』、『自由であること』、『京都に行ってきました』、『私のままで生きること』、小説『ある日、彼女たちが』、『覚えていて』、『私の男性』、『そばに残るひと』、『そっと呼ぶ名前』、『ホテル物語』ほか多数。歌手でもあり作家でもあるヨジョとは『女性として生きる私たちに│ヨジョとイム・キョンソンの交換日記│』も刊行。邦訳に『村上春樹のせいで│どこまでも自分のスタイルで生きていくこと│』がある。独立した個としてそれぞれが誠実に、自分らしく生きることをテーマにしたエッセイを多く書き、小説ではもっとも大切な価値観として「愛」を見据え、恋愛を主に扱う。

■訳者プロフィール
熊木 勉
富山県高岡市生まれ。天理大学外国語学部朝鮮学科、崇実大学校大学院国語国文学科碩士課程および博士課程修了。高麗大学校日語日文学科助教授、福岡大学人文学部東アジア地域言語学科教授を経て、現在、天理大学国際学部韓国・朝鮮語学科教授。専門は韓国・朝鮮近現代文学。

■書誌情報
書名  :リスボン日和 十歳の娘と十歳だった私が歩くやさしいまち
著者  :イム・キョンソン(著)、熊木勉(翻訳)
発売日 :2024年9月12日
価格  :1,760円(税込)
仕様  :四六判・184ページ
ISBN:978-4-8387-3285-2
発行  :株式会社日之出出版
発売  :株式会社マガジンハウス
URL :https://hinode-publishing.jp/?newbook=%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%9c%e3%83%b3%e6%97%a5%e5%92%8c
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