白いじゅうたんのようなそばの花

全国的にも有名なそばの里としても知られる岐阜県高山市荘川町で、特産「荘川そば」の花が見ごろを迎えています(9月4日撮影)。



岐阜県高山市荘川町にある、農事組合法人ミレットガイヤコーポレーション代表の清水直喜さんが管理しているそば畑では、8月に入ってから真っ白なそばの花が咲き始め、現在、見頃を迎えています。
直径が5ミリほどの白く小さい可憐な花が、畑一面に綺麗に咲き誇っている様子は、まるで白いじゅうたんのようです。そばの花の見頃は9月中旬頃までで、10月上旬からはそばの実の収穫が行われます。


標高800~1,000mで栽培される「荘川そば」は、昼夜の寒暖差と清らかな水ときれいな空気を活かして作られ、甘く風味豊かでコシの強さに特長があります。荘川町の標高差を活かして、そばで地域を盛り上げようと、およそ20年前から休耕田を利用して約40へクタールでそばを栽培しています。今年は気温が高く順調に育っており、約20トンの収穫を見込んでいます。
清水さんは、「皆さんに美味しいそばを提供できるように一生懸命に作っていきますので、ぜひ食べに荘川町にお越しください」と話をされました。
今年の新そば解禁は10月10日頃の予定です。新そば解禁をお楽しみに!
メイド・バイ飛騨高山認証品「飛騨高山荘川そば」



高山市荘川町は、六厩地区を代表とする全国でも有数の寒暖差が激しくそばの栽培に適した地域で、栽培されるそばは大粒で粒揃いが良いのが特徴です。霊峰白山(標高2,702m)から湧き出る水はミネラルが豊富に含まれ、その影響によるものか荘川そばにはカリウムが特に多く含まれています。荘川そばはコシが強く香りが良いことから、多くのファンに親しまれています。
また、飛騨高山ブランドコンセプトに合致する独自性と信頼性の高い地場産品を認証する高山市の制度「メイド・バイ飛騨高山認証」の認証を受けています。
荘川地域について


荘川地域は、高山市の西側に位置し、庄川の源流として白山に連なる山々などの自然環境と美しい農山村景観を有する地域です。平成28年には荘川町全域が白山ユネスコエコパークに認定され、貴重な自然環境とそれを持続可能に活用しているモデル地域として国際的に評価されています。また、「飛騨ん爺(ひだんじい)」物語や荘川桜の移植物語、手取層群の恐竜化石、村芝居などの歴史文化を有しています。

【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所荘川支所基盤産業課
住所:〒501-5492 岐阜県高山市荘川町新渕430番地1
電話:05769-2-2211
FAX:05769-2-2562
メール:shoukawa.kibansangyou@city.takayama.lg.jp
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