特集「短歌と批評」が大きな話題に

株式会社文藝春秋(社長:飯窪成幸 本社:東京都千代田区)が刊行する文芸誌『文學界』9月号が、完売いたしました。『文學界』の完売は、2022年11月号の「総力特集 JAZZ×文学ふたたび 村上春樹 ロングインタビュー」以来となります。



完売した『文學界』9月号




『文學界』9月号では「特集 短歌と批評」が大きな話題になりました。
※以下、目次より
特集 短歌と批評
歌会
短歌を詠み、短歌を読む──十三名による大歌会
青松輝・我妻俊樹・伊舎堂仁・井上法子・大森静佳・木下龍也・榊原紘・
堂園昌彦・永井祐・服部真里子・花山周子・穂村弘・睦月都 司会=堂園昌彦

8人による短歌7首連作
丸山るい 顔
丸田洋渡 これからの友情
山中千瀬 会ったことのない妹たちのこと
工藤吹 きはく
山本まとも 移動する
永井亘 広告をいつか血管に流すかもしれないよ(どの心臓が?)
橙田千尋 手がかり
安田茜 odd

評論
伊舎堂仁 空中ペットボトル殺法
相田奈緒 立ち上がる景
乾遥香 なんでも持ってる わたしはすべて
川野芽生 一首の歌を読むいくつかの方法
瀬口真司 僕の喉を伝う君の歌を、今から僕を使って歌い破る──塚本邦雄小論
平岡直子 短歌は読み終わらない



■編集長・浅井茉莉子から
9月号を読んでくださった皆様、ありがとうございます。完売、とても嬉しく思います。
9月号は特集「短歌と批評」、また新芥川賞作家のお二人のエッセイと新芥川賞選考委員・川上未映子さんのインタビュー、川上弘美さん、村田沙耶香さんをはじめとする創作の掲載と、充実した号でした。
『文學界』での短歌特集は二度目で、前回も完売をしました。大変大きな反響を感じています。
新芥川賞作家となられた朝比奈秋さん、松永K三蔵さんのエッセイ、新しく選考委員になられた川上未映子さんのインタビューは、芥川賞のまた新たな歴史を感じさせるものです。
書店には10月号が並んでいますが、バックナンバーは電子版でも発売中ですので、ぜひお読みいただければ嬉しいです。




発売中の『文學界』10月号


■雑誌情報
書 名:『文學界』
定 価:1,200円(税込)(電子版は、電子書店によって異なる場合があります)
商品URL:https://books.bunshun.jp/list/mag/bungakukai
※完売した『文學界』9月号の電子雑誌版は引き続き配信中です。
■関連URL
文學界公式「X」/https://x.com/Bungakukai
文藝春秋電子書籍編集部公式「X」/https://x.com/bun_den
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ