日本とインドの力を合わせ、移動生活者の子供たちに教育の機会を提供


グルガオンの路上生活者と結び手代表福岡(写真後方中央)、現地の社会活動をするボランティア(写真左奥)

結び手がインドのグルガオンで開始した教育支援活動に、インドでも広がりを見せる日本食レストラン「くふ楽」の日本人およびインド人スタッフが参加。路上生活者や移動生活者の子供たちに、教育の機会を提供するための活動をサポートし、地域社会と協力して未来を切り開く活動を展開しています。


NPO法人結び手がインド・グルガオンで進めている教育活動において、インドにて日本食レストランを運営する株式会社KUURAKU GROUPが協力を表明し、同店舗の日本人およびインド人スタッフが活動をサポートしています。この活動は、特定の学校に通うことが難しい路上生活者や移動生活者の子供たちに教育の機会を提供することを目的としています。


活動現場は、路上生活者が集まるエリアで、彼らは耳かきの仕事をしながら都市内を移動する生活を送っています。このような家庭では、定住しないため、教育の機会が少なく、立ち退きのリスクも高いため、特定の学校に通わせることが難しい状況です。さらに、一部の子供たちは物乞いをさせられることもあり、学習機会をほとんど持てない現状があります。


路上生活者が住むエリア 物乞いや耳かきを仕事としている



こうした厳しい環境の中、結び手のチームは地域の信頼関係を築きながら、移動があっても移動先へ活動拠点を移すことができる教育活動チームを作り上げ、活動を進めています。くふ楽のインド人スタッフが参加した際には、子供たちの出席名簿の作成を手伝い、日本人スタッフは子供たちとの触れ合いを通じて信頼関係を築くことに貢献しました。


この協力により、結び手とくふ楽は、教育を受ける機会の少ない子供たちに希望を届ける活動をさらに強化し、彼ら彼女らの未来を切り開くための支援を続けています。今後も地域社会と協力しながら、持続可能な教育支援の体制を構築していく予定です。


生徒たち



概要説明:


結び手 (Musubi-Te Foundation) 概要:
- 日本法人: NPO法人結び手は、日本を拠点とし、国内外での社会貢献活動を展開しています。特に、高校や大学における講演活動、探究学習サポートやインターンシップの受け入れを通じた国際教育に力を入れております。
- インド法人: Musubi-Te Foundationは、インド、ビハール州ガヤ、ハリアナ州グルガオン、ラジャスタン州ニムラナ、ウエストベンガル州コルカタを中心に活動しており、現地での教育支援プロジェクトや、女性の自立支援プロジェクトを運営しています。インドの厳しい環境下で暮らす人々に対し、外部環境が原因で努力できない人をゼロにすることをミッションとしています。


くふ楽 概要:
- 日本法人: 株式会社KUURAKU GROUPは、日本で多様な業種に渡るサービスを提供する企業で、特に食の分野において強みを持っています。日本国内での展開に加え、海外での事業展開も進めており、現在、日本、アメリカ、カナダ、インド、中国、インドネシア、スリランカの7カ国で『くふ楽』や『福みみ』など34店舗と3校舎の個別指導学習塾、3校舎の学童保育を展開しています。
- インド法人:KUURAKU INDIA Pvt Ltdは、グルガオン、ニューデリー、チェンナイ、ムンバイ、バンガロール等に『くふ楽』など計6店舗を構え、日本人およびインド人スタッフが日本と同じ味と雰囲気を提供しています。インドでの事業展開を通じて、現地で活動する多くの日本人、インド人の生活を食を通じて支えています。インド全国規模のアワードにて最優秀日本食店として表彰され事業拡大を計画しています。



グルガオン店外観




チェンナイ店内観

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