Action!伝統文化×職手継祭×冨永愛の伝統to未来


同時発表:中部経済産業記者会、金沢経済記者クラブ、富山経済記者倶楽部、株式会社BS日本

中部経済産業局は、株式会社読売新聞グループ本社及び株式会社BS日本と共催で、日本の伝統工芸の未来を考えるイベント「職手継祭2024 in金沢~伝統文化を未来へ~」を開催します。
11月7日(木)~10日(日)に石川県で開催される令和6年度伝統的工芸品月間国民会議全国大会と連動した取組として、「ニッポンの伝統を未来へ紡ぐ」をテーマに、能登半島地震から1年近くが経った今の想いを共有するとともに、伝統工芸の担い手問題や未来に向けた確かな歩みを、職人を始めとした関係者が語り合います。
伝統工芸従事者や伝統工芸品に関心のある方、そして未来を担う若い世代に届けたいイベントです。

【職手継祭(してつさい)】
中部経済産業局による伝統工芸産業のアクションプラン(2023年11月~)
Mission:伝統の炎を絶やさない  
Vision:産業として、新陳代謝の活発な経営体・産地を育み、
若手の職業選択肢100選にランクインするだけの地位に後押ししたい
Value:1.艶の配信、2.語り場作り、3.変化の受容、4.地域の誇り

【Action!伝統文化】
株式会社読売新聞グループ本社による伝統文化振興を目的とした活動(2023年6月~)。
企業や自治体が展開する活動と協力し、日本の伝統工芸、伝統芸能の魅力を発信するアクションにつなげるべく取り組んでいる。

【冨永愛の伝統to未来】
株式会社BS日本によるテレビ番組。(2024年4月~)
モデル 冨永愛さんが全国各地を訪ね、伝統工芸や伝統文化に携わる人たちとの交流を通してその土地に根付く伝統文化を紹介し、現状の課題認識と進むべき未来を探る。

1.開催概要
日時:令和6年11月8日(金)12:00~18:30
会場:香林坊アトリオ 1階「アトリオステージ」(石川県金沢市香林坊1-1-1)
   主催:経済産業省中部経済産業局
   共催:読売新聞社、BS日テレ
   協力:池田漆香堂、石川県牛首紬生産振興協同組合、金沢都市開発、坂口漆器店、
テレビ金沢、天野屋、辻椀木地木工芸、中島忠平漆器店、箔座、
毎田染画工芸、MIZEN、 山崎麻織物工房、輪島の未来のために、わじま龍作

2.内容詳細
(1)トークセッション1.「輪島塗の伝統を未来へ紡ぐ」
 登壇者 【輪島塗】漆芸家 古込 和孝 氏(「輪島の未来のために」主宰)
     他、椀木地師、上塗師、塗師屋等、輪島塗関係事業者

分業制による多くの工程を経て作られる輪島塗。各工程の職人が一堂に会し、輪島塗がどのような工程を経て作られるのかを紹介。
能登半島地震から1年近くが経った今、現在の課題と復興への方向性を、それぞれの立場から語り合います。

古込 和孝 氏

 (2)トークセッション2.「伝統工芸の担い手問題を考える」
 登壇者 【金沢箔】箔座株式会社 代表取締役社長 高岡 美奈 氏
若手職人 平岡 秀憲 氏
     【加賀友禅】毎田染画工芸 加賀友禅作家 毎田 仁嗣 氏
若手職人 加藤 夢理 氏

“師匠(経営者)と若手”という組み合わせで、金沢箔と加賀友禅に携わる2組が登壇。多くの伝統工芸にとって担い手不足が課題となる中、それぞれの立場から、伝統工芸の道に進む若者が少ない要因、担い手を増やすために必要なことなどを語り合います。

高岡 美奈 氏

毎田 仁嗣 氏

 (3)トークセッション3.「伝統を次世代のラグジュアリーブランドへ」
 登壇者  冨永愛の伝統to未来 番組MC 冨永 愛 氏
      【牛首紬】石川県牛首紬生産振興協同組合 代表理事 西山 博之 氏
      株式会社MIZEN 代表取締役/ディレクター 寺西 俊輔 氏


冨永 愛 氏



冨永 愛 氏

西山 博之 氏

寺西 俊輔 氏


生活の変化とともに国内需要が減った牛首紬の再興を志した西山さんと、当時エルメスのデザイナーだった寺西さんの運命的な出会い。ここから始まった、日本の伝統織物を取り入れた洋服のラグジュアリーブランド立ち上げを振り返り、日本の伝統工芸の新たな可能性、そしてこれからの展望を、MIZENの服を纏った冨永愛さんとともに語り合います。

(4)ワークショップ「金沢箔&能登上布で素敵な小物作り」
 【能登上布】株式会社山崎麻織物工房 
  【金沢箔】箔座株式会社 


※写真はイメージです

※写真はイメージです

3.イベントページ・参加申込
今後、BS日テレ「冨永愛の伝統to未来」公式サイトにおいて、順次、イベント詳細を掲載します。事前申込みが必要なイベントについては、当該サイトにて募集します。
 https://www.bs4.jp/dentotomirai  
(9月25日募集開始予定)

4.令和6年度伝統的工芸品月間国民会議全国大会について
経済産業省は、伝統的工芸品に対する国民の理解とその一層の普及を目指して、昭和59年から毎年11月を「伝統的工芸品月間」と定め、全国各地において普及および啓発に資する事業を実施しています。令和6年度伝統的工芸品月間国民会議全国大会は、石川県にて開催され、伝統的工芸品産業功労者等表彰式をはじめとした様々なイベントが行われます。
「職手継祭2024 in 金沢 ~伝統文化を未来へ~」はその関連事業として実施します。全国大会の詳細は追って発表します。
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