2年間の訓練の集大成!訓練生が力を合わせて家を建てる!
宮崎県立産業技術専門校では、各訓練科2年生が訓練の集大成として、応用実習棟内に在来軸組工法(手刻み加工)による木造2階建ての模擬家屋(実物大)の建築実習をしており、このたび、建築した木造模擬家屋の上棟式を行います。
上棟式
実際に屋根に上り、せんぐまきをします。(一般の方の参加はできません)
訓練生みんなで、木造模擬家屋の上棟を祝い、今後の訓練の無事を祈願します。
宮崎県立産業技術専門校とは
職業能力開発促進法に基づき、宮崎県が設置する公共職業能力開発施設で、高等学校卒業程度の学力を有する者を対象に2年間の職業訓練を行い、中核的技能者を養成する学校です。
在校中に、多くの資格を取得することができ、修了生の就職率はほぼ100%!!
修了生は宮崎県内外の多くの企業で活躍しています。
木造模擬家屋建設訓練について
1.木造建築科の訓練生は、1年次に、建築計画の授業などで学んだ知識を生かして、それぞれが木造家屋の平
面計画図を作成します。そして、これらの中から最も優秀な図案を選定し、これを基に、実際に建てる木造模擬
家屋の設計図を作成します。また、この設計図を基に、電気設備科と建築設備科ではそれぞれの設備の設計図を作成します。
2.2年生の4月からは、木造建築科実習棟で、模擬家屋の床組、柱、小屋組などを構成する木材の手刻み加工訓練が始まります。この木材加工の間、応用実習棟では建築設備科2年生が上下水道等の地中埋設配管訓練を行います。木材加工が終わると、応用実習棟で、1階の床組から小屋組までの建て方訓練を行います。
3.小屋組までの建て方が終わると上棟式を行います。(※写真は昨年度のものです。)
4.上棟式が終わると、模擬家屋内外の壁や天井の仕上材を部分的に施工し、電気設備科2年生が照明設備等の取付や電気配線等の訓練、建築設備科2年生が衛生器具等の取付や給排水配管等の訓練をそれぞれ実施し、12月下旬頃の模擬家屋完成を目指します。(※完成写真は過去のものです。)
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