2024(令和6)年 10月 29日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/




◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の技術統括管理本部を構成する組織のひとつである総合技術部は、2024年10月20日に小学4年生~中学生を対象とした「津高牧場体験~牛について学ぼう~」を本学津高牧場(岡山市北区日応寺)で開催し、県内外から親子8組16人が参加しました。

 当日は、同部の機器分析・動植物資源技術課(農)青山哲也技術主任が講師を務め、本学学術研究院環境生命自然科学学域(農)の畑生俊光教授の協力のもと実施されました。

 冒頭、同部の田村義彦部長から参加の御礼とともに「今回の体験で、小さなことでも科学に興味を持ってほしいです」とあいさつがありました。続いて、青山技術主任による牛についての講義があり、和牛の種類や津高牧場での和牛育成について説明を受けました。その後、参加者らは放牧地へ向かい、背丈ほど伸びた飼料畑の様子を観察しました。

 当日は天候にも恵まれ、広い放牧地の周りを歩き、青山技術主任の呼びかけに応じて牛が走ってくる様子を観察しました。途中、脱走した牛を放牧地に戻す様子も間近で観察することもできました。また、道のそばに実っているアケビや落ちているドングリなど、秋を感じる風景も楽しみました。

 小休憩の後、牛舎へと向かい、子牛の鼻紋採取体験を実施しました。最初は大勢の人に囲まれ落ち着きのない子牛の様子に、参加者が近づくのを躊躇する場面も見られましたが、子牛も徐々におとなしくなり、全員無事に2頭の子牛の鼻紋を採取し比較することができ、鼻紋がそれぞれ固有のものであることを学びました。また、血統の重要性や子牛の命名の仕方についても話を聞くなど、貴重な牧場での体験となりました。

 講師を務めた青山技術主任は「この体験を通して牛や畜産、大学の農場について興味を持ってもらい、未来の農業者や研究者になるきっかけになれば」とコメントしました。また、総合技術部本部長を務める佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)・副学長(学事担当)・上級URAは、「遠い県外からも参加いただき、誠にありがとうございました。本学には農学部はありますが、獣医学部はないため『岡山大学に牧場?牛を飼っている?』と思われる方もおられるかもしれませんが、岡山空港近くの31.2ヘクタールの土地に約70頭の牛を飼育しています。これまで教育研究活動が中心でしたが、総合技術部が創部され、津高牧場に配置されている技術職員の活動にスポットを当てるとともに地域共創活動の活性化のひとつとして、今回の開催となりました。今後もさまざまな場面で活躍している技術職員を通して、本学の魅力を社会に発信し続けていきます。どうぞご期待ください」と、今後の活動も含めてコメントしました。

 岡山大学総合技術部の地域貢献・科学啓発活動は、学内だけに限らず、学外のイベントでの共催などさまざまな場面で開催しています。特に次世代を担う子どもたちが楽しく科学に触れられるテーマを取り上げた体験教室を精力的に実施します。今後も地域中核・特色ある研究大学:岡山大学と総合技術部の技術職員らの活動にご期待ください。













 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/flyer20241020_tsudaka.pdf


◆参 考
・岡山大学総合技術部
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/techall/
・岡山大学農学部附属山陽圏フィールド科学センター 津高牧場
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/agr/fsc/nougaku05012.html


◆参考情報
・【岡山大学】岡山大学技術統括監理本部を設置~「技術」から科学技術・イノベーション、社会変革の更なる強化促進のため、我が国の大学初の取り組みを始動~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002222.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学広報「いちょう並木」Vol.104を発行 ~岡山大学総合技術部 始動~
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001868.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学シンポジウム「チーム共用による技術職員組織構築の過去・現在・未来」を開催
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002019.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学シンポジウム「チーム共用による技術職員組織構築の過去・現在・未来」の開催動画を公開しました
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002115.000072793.html







◆本件お問い合わせ先
 岡山大学総合技術部 地域貢献ワーキンググループ
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス
 E-mail:tech-demae◎okayama-u.ac.jp
     ※@を◎に置き換えています
 https://techall.okayama-u.ac.jp/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

<岡山大学の研究機器共用(コアファシリティ)などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 機器共用推進本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8745、086-251-8746
 FAX:086-251-8748
 E-mail:cfp◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://fspp.kikibun.okayama-u.ac.jp/

<岡山大学のスタートアップ・ベンチャーなどに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究・イノベーション共創機構 スタートアップ・ベンチャー創出本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://venture.okayama-u.ac.jp/

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 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
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 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
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 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2024年8月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002391.000072793.html


国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください
岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html


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