リサイクル性の高い“紙”とアップサイクルしたインテリアにアートを掛け合わせた特別な一室




 無印良品を展開する株式会社良品計画(東京都文京区/代表取締役社長 堂前 宣夫)は、2019年4月に開業した日本初となる無印良品のホテル「MUJI HOTEL GINZA」の一室に、“再生紙”を活用し、アップサイクル品を取り入れて素材の循環・再生を体現したコンセプトルーム「Re PAPER ROOM」をオープンします。11月1日(金)より予約開始、11月4日(月)より宿泊がスタートします。


 良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、地域の皆様と課題や価値観を共有し、地域を活性化するためのさまざまな活動を進めています。その中で、宿泊滞在の取り組み「MUJI STAY」は、「地域に溶け込むもうひとつの暮らし」をコンセプトとし、さまざまな地域で無印良品の世界観を体感できる宿泊・滞在・体験サービスを提供しています。
 「MUJI HOTEL」はその取り組みの一つとして、無印良品がプロデュースした部屋に滞在でき、地域の食や文化を体験できるイベントやワークショップが楽しめる、地域文化のショーケースとなる滞在の場です。


 このたび、「MUJI HOTEL GINZA」の一室に、日常の暮らしに欠かせない、リサイクル性の高い
“紙”を活用し、アップサイクルしたインテリアとアートを掛け合わせた特別な一室「Re PAPER ROOM」をつくりました。
 良品計画では、循環型社会を目指し、商品はもちろん、空間を作り出す建材や家具にもリサイクル可能な素材を活用できないか可能性を模索していますが、今回は“紙”のリサイクル性、耐久性、軽さに着目しました。永く使える建材や家具としての可能性を見出し、ノートの端材を100%使用して作成した壁面ボードや、強化ダンボールのみを使用して作られたベンチなどを部屋に取り入れています。
 また、今回の取り組みでは銀座の街から生まれた端材を活用し、オリジナルアップサイクルを実施しました。宿泊者限定のアメニティとして、銀座米卸問屋の捨てられるはずだった米袋でつくったオリジナルバッグをご用意したほか、インテリアには、銀座老舗呉服店の着物の端材でつくったラグや、ジュエリーショップのアクリル什器で作ったライトが室内に彩りを添えています。
 そのほか部屋には、造形作家・古賀充氏*による、ダンボールとボードを合わせたオリジナルアート作品を展示しています。気に入ったアート作品は、宿泊者の方のみ購入も可能です。(数量限定)



宿泊予約は、本日11月1日(金)10:00より公式ウェブサイトにて開始いたします。
※公式ウェブサイトURL: https://hotel.muji.com/ginza/ja/re-paper/


■「Re PAPER ROOM」 概要
  住所   : 東京都中央区銀座3丁目3番5号 「MUJI HOTEL GINZA内」
定員   : 1~2名  
料金    : 1泊2名44,000円(税込)~
客室面積    : 24~25平方メートル
  ベッドタイプ : ダブル
チェックイン : 15:00
チェックアウト : 11:00


*古賀充(こがみつる): 造形作家  1980年、神奈川県生まれ。
 暮らしのなかで出会うものを作品にする。 
 様々な形の植物の葉、どこか遠くの国から運ばれてきたダンボール箱、
 畑に建っているトタンの小屋など、遠くに行かなくても、知り尽くす
 ことができないものが身近にあるという驚きを感じながら、日々制作。
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