静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ(静岡市駿河区)では、毎年クリスマスシーズンに1階エントランスにてオリジナルクリスマスツリーを設置しています。今回は、昨年度に引き続き静岡大学川原崎研究室の学生が静岡の伝統工芸を活用したオーナメントを開発しました。静岡市の挽物職人・岸本真紀氏にオーナメント製作を依頼し、木のあたたかみのあるクリスマスツリーがご来場の皆様をお迎えいたします。なお、11/10(日)午後には、学生がツリーの飾りつけを行う予定です。
グランシップ冬のおくりもの2024-2025
グランシップ×静岡大学川原崎研究室×岸本挽物 オリジナルクリスマスツリー
概要
ツリー展示期間:2024年11月11日(月)~12月25日(水)9:00~22:00
※グランシップ休館日(11/19~21)を除く
お問い合わせ:グランシップチケットセンター(054-289-9000)、グランシップホームページ
<静岡市の伝統工芸「挽物」のオーナメントについて>
静岡大学川原崎研究室(教育学部:川原崎知洋准教授)のプロジェクトメンバー(教育学部・地域創造学環の学生10名)が、静岡の伝統工芸である挽物を活用したオーナメントを開発。製作は岸本挽物(静岡市清水区)の挽物職人・岸本真紀氏に依頼し、リース状のオーナメント、ツリー上部から吊られるシャンデリア状の装飾を用意。
木のぬくもりを感じるとともに、木ならではの経年劣化による色や艶の変化も楽しむことができるサスティナブルなオーナメントとなっています。
<岸本挽物について>
岸本挽物は、1950年の創業以来、静岡市清水区で地域の伝統産業である挽物業を三代に渡って営んでいます。「挽物」とは木工轆轤(ろくろ)と旋盤(せんばん)を用い木材を丸く削るもので、建築の装飾や家具の脚、雛道具、木製のコマ、胡椒挽きなど、私達の生活には多くの「挽物」が今も息づいています。数十年前までは多くの町工場で溢れていた清水区入江の巴川沿いですが、現在では数える程になりました。生活スタイルの変化とともに街並みも移り行く中、岸本挽物は伝統技術を引き継ぎ、正確な製品作りに真摯に取り組んで参ります。
【 三代目代表 岸本真紀 略歴 】
1969年 静岡県清水市(現 静岡市清水区)生まれ
父は静岡県伝統技能修士 岸本政男
1996年 静岡伝統工芸展 市議会議員賞受賞
1998年 静岡さいこうデザイン優秀賞
2000年 挽物漆器素地 一級技能士を史上最年少で取得
2002年 高岡クラフトコンペティション 入選
2007年 kisshi&buをオープン
2021年 中国の国際アワード Design Intelligence Award (DIA) にて、佳作にあたる Honorable Mention を受賞。
素材の特長を活かした、緻密で正確なものづくりを信条とする。また、伝統産業を次世代へ引き継ぐ為、若手職人の育成にも尽力している。
http://kisshiandbu.chu.jp/
【期間中のイベント】
○11/23(土・祝)14:00~15:00
「キノ・イグルーの不思議の国の“ちっちゃな”えいがかん」
https://www.granship.or.jp/visitors/event/detail.php?id=3307
○11/23(土・祝)15:30~16:00
「グランシップロビーコンサート」 出演:つま恋クインテット
https://www.granship.or.jp/visitors/event/detail.php?id=3332
○12/1(日)11:00~11:30
「グランシップロビーコンサート」 演奏:グランシップ登録アーティスト「Flautie」
https://www.granship.or.jp/visitors/event/detail.php?id=3333
【お問合せ】
グランシップチケットセンター(054-289-9000)
グランシップホームページ https://www.granship.or.jp/visitors/event/detail.php?id=3330
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