テーブルがキッチンになる新発想のIHデイリーホットプレートが登場

NHK Eテレで放送されている、実写パートとアニメパートが融合した子ども向け料理・食育番組『ゴー!ゴー! キッチン戦隊クックルン』をご存じだろうか?食材の説明や調理の仕方を説明するなど、なかなか実用的。子ども3人が戦う変身ヒーロー物として見ても面白い。ちなみに、姉・弟の子ども2人の母親役は女優の木村佳乃さんだ。 今回は、番組の影響を受け、料理に興味津々な子どもがもう少し成長したら一緒に試したい、気になる調理家電をピックアップした。

一人暮らしの高齢者にもおすすめしたい、安全で便利なIH調理器。2018年8月発売のパナソニックのIHデイリーホットプレート「KZ-CX1」は、1台でIH調理器としてもホットプレートとしても使用でき、設定温度を変えて2品同時に調理できる業界初の2口タイプ。本体は薄く、テーブルの上に置きっぱなしにできるので、まさに「デイリー」で気軽に使える。

もう一つ、パナソニックから。18年10月発売のホームベーカーリー「SD-MDX101//SD-MT2」は、7年ぶりに「パン・ド・ミ」メニューをリニューアル。新たに甘酒も作れるようになった。40種類のオートメニューとマニュアル機能を搭載した「SD-MDX101」、38種類のオートメニューのみの「SD-MT2」、1万円弱の価格差が悩ましいところだ。

以前から、カスピ海ヨーグルト種菌を販売するフジッコのカスピ海ヨーグルト専用ヨーグルトメーカー「カスピくん」が気になっていた。しかし、汎用的なヨーグルトメーカーのほうが安く、決めかねていた。

アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー「KYM-014」は、ボタン1つでプレーンヨーグルト、カスピ海ヨーグルト、甘酒、塩麹が作れる。ポイントは、洗い物が減る牛乳パック対応と、5000円を切る手頃な価格。ヨーグルトメーカーは、ほかにもさまざまな製品があり、メインで作りたいもので選ぼう。

お湯の沸騰を待ち、ガスコンロの火を消す、この行為は時間の無駄! ウォーターサーバーを設置すればキッチン以外の部屋でも利用でき、デザイン性も高い。通常のケトルに比べ、電気代がかかるというイメージがあるが、「創エネ」のシステム、「エネファーム」や「太陽光システム+蓄電池」が普及すると、気にならなくなり、ますます人気が高まるだろう。

「調理家電」ではないが、キッチンには、Amazon Alexaを搭載するスマートスピーカー「Amazon Echo Show」や、スタンドに立てかけたiPad、Kindle Fire HD 10などのタブレット端末を設置したい。レシピを大きな画面で確認できて便利だからだ。

さて、新しい調理家電の購入をためらう理由の1つは収納場所。その観点で判断すると、あえて片づけない選択肢もある、IHデイリーホットプレート「KZ-CX1」は、家事の負担を減らす時短家電としても注目だ。(BCN・嵯峨野 芙美)