彼氏・彼女と別れたあと、痕跡を見るのはつらいからとLINEのアカウントをブロックするのはよくあることです。

ですが、問題が起こったのはブロックしたあと。「そこまでやる!?」と思わず言いたくなるようなとんでもないことは、改めてその人の本性を知るいい機会、かもしれません。

実際にあった「元カレ・元カノのLINEや連絡先をブロックしたあとに起こった事件」について、ご紹介します。

元カレ・元カノのLINEや連絡先をブロックしたあとに起こった事件

1.SNSからしつこく迫られた

「精神的に弱いところがある女性としばらく付き合っていたのですが、依存されるのがつらくなり別れを切り出しました。

散々泣かれたけどやっぱり付き合いを続ける気にはならなくて、『電話とLINEはブロックするから、連絡とれないからね』と言ってそのときは終わりました。

すると、ある日突然俺のツイッターに元カノとなったその女性から『どうしても会いたい』ってDMがきて。

『どうしてアカウントがわかったの?』と訊いたら共通の友人に教えてもらったらしく、『ごめん、もう話すことがないから』と返事してブロックしました。

すると、また別のアカウントから『会ってよ!!』とDMが。ブロックしてもまた作るんだろうな、と思うと怖くてそのまま放置しました。

そのネガティブなエネルギーがしんどいから別れたのに……」(24歳/公務員)

電話やLINEをブロックされたから、SNSを調べて連絡。わざわざ共通の友人を頼ってアカウントを探り、自分も作ってDMするような負のエネルギー、向けられる側は大きな負担ですよね。

復縁をお願いするにしろ、相手の気持ちを考えずに向き合うことを押し付けてくるような人は、まず話を聞く気が起こりません。

逆に、どんどん遠ざけられることで望む結末は手に入らない現実を、考えてほしいですね。

2.別のスマホから連絡してきた

「付き合っているときから、自分の意見を口にするのがあまりうまくなかった元カノ。ケンカのときお互いにLINEをブロックして、仲直りしたあともずっとそのままになっていても、文句を言うでもなく『メールしよう』って別の手段を言い出すとか、コミュニケーションで引っかかるところが多かったです。

そういうつまずきが多くて別れたのですが、電話もLINEもSNSもすべてブロックしていたら、ある日知らない番号から

「○○です。もう嫌われたと思うけど、ひとこと謝りたくて連絡しました。今後、あなたの人生には関わりません」

というショートメールが届いてゾッとしたことがあります。

たぶん友達か家族のスマホを借りたのだろうけど、そんな文章を送りつけるためにそこまでする元カノが怖かったです」(28歳/営業)

「どんな気持ちで送ったのだろう」とこちらの男性は気にしていましたが、そもそも今後本当に関わるつもりのない人間に別のスマホを使ってまで連絡する必要はなく、そこまでして自分の存在を押し付けるのは、復縁を望んでいる可能性が高いといえます。

素直にそれを言えない後ろ向きな気持ちや、ブロックされているからと別のスマホを使ってまで連絡を取ろうとする執着心、受け止めるには「重すぎる」のが男性の本音です。