イラスト:上田 耀子

夫婦で続けている習慣って、ありますか?

結婚してからずっと仲良しな夫婦に話を聞いてみると、細かいルールから大きな決定権まで、そこにはストレスのない習慣があることがわかりました。

どんなことを続けているのか、エピソードをご紹介します。

1.休日の運転は「サイコロ」で決める!?

「共働きで休日はふたりとも楽をしたいのですが、たまに揉めるのがクルマの運転。

出かける前から雰囲気が悪くなるのが嫌で、鍵の押し付け合いになったときはサイコロを振って偶数なら夫、奇数なら私、と決めています。

どちらかが続いたときは途中で交代するけど、最近は最初からサイコロを持ってくる夫がおかしくて」(32歳/教員)

「じゃんけんのほうが早くない?」とこちらの女性に尋ねたら、「じゃんけんだとあいこが面倒くさいし、小道具があると盛り上がるよ」と笑っていました。

勝負は1回ですが、たまに子どもさんにも振ってもらうそうです。

2.「美味しかった」はカップの並べ方で伝える

「昔から口下手というか、あまり会話が弾まない夫なのですが、毎日作るお弁当のコメントがほしいとお願いしてもやっぱり言いづらそうでした。

それで、『美味しかったときはカップを重ねる、普通ならそのまま、不味かったらカップは逆さまにする』って決めたらそのとおりにやってくれて、さすがに逆さまは一度もないですけど重なっているときは嬉しいですね。

今日も重なっていますようにって思いながら作るのも楽しいです」(35歳/サービス)

こちらの女性は、もともと料理が好きで夫のお弁当も凝っているそう。

だから反応がほしいけどうまくいかず、「苦肉の策」で考えついたのがカップの並べ方だったそうです。

これだと夫のプレッシャーもない、のかな!?

3.仲直りはLINEのスタンプ連打

「結婚前から、ケンカになってもメールやLINEでは済ませない、と決めています。

その代わり、今は仲直りしたくなったらまずLINEでスタンプを送るようにしていて、小さなことは私のほうからごめんねのキャラを送信することが多いですね。

そうすると夫からも同じようなスタンプが連投されてきて、帰ってきたときも嫌な空気にならずに済みます」(30歳/事務)

顔を合わせては言えないから、と何でもメールやLINEに頼るのはケンカのときは避けたいもの。

でも、仲直りのようにポジティブな気持ちを伝えたいときは、LINEのスタンプ機能はわかりやすくて助かります。

こちらの夫は、「謝罪専用」のスタンプを用意しているそうです……。

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