「この子、いいな」と思っていた女性でも、ちょっとした行動に違和感を覚えて「もしかして、性格が悪いのかも…」と好意が冷めてしまう。

たとえ愛想よく振る舞っていても、何だかおかしいぞ、という“警告”に男性の心は敏感です。

思わず首をかしげたり普段とのギャップを感じたり、小さな場面でも違和感は隠せないものです。

男性の好意が冷めてしまう女性の態度には、どんなものがあるのでしょうか。ご紹介します。

こんな姿にがっかり…男性の好意が冷めてしまう瞬間あれこれ

1.“目当ての人”にだけ特に愛想がいい

「会社の後輩にいつも笑顔でみんなに挨拶をする明るい女性がいて、自分もこうなりたいと思っていました。

それが、あるプロジェクトで一緒になったとき、支社から来た上司にすごく愛想よく接していて、ランチのときは誰よりも優先していそいそとお茶を持っていくのを見て、ちょっとおかしいなと思いました。

ほかの人に話してみたら

『あの上司、海外勤務があって有名だから引き抜かれたいって言っていたよ』

と聞いてびっくり。

気持ちはわかるけど、明らかにほかの社員と差をつけてすり寄っているのを見ると、いい気分じゃなかったですね」(26歳/企画)

こちらのケースでは、「その上司がいるときだけ明らかに態度が違う」のが、普段との悪いギャップとなって好感度が下がる結果になりました。

いい上司の元で働きたいと思えば必死になるのはわかるのですが、それを見ている周りの人がどう思うか、“愛想の良さ”で自分を印象付けようとしていることに違和感を覚えるのですね。

下心のある態度は、いずれ本人にもバレるのではと思います。

仕事の場でアピールするなら、しっかりと成果を出せる自分を見せるのが近道ですね。

2.褒めながら実はケチをつける

「会社の同期で食事会を開くことになって、俺が幹事としてお店を選んでいました。

なるべくみんなの好みをかなえられる居酒屋にしたつもりだったけど、同期の一人が

『お店のホームページを見たけど、雰囲気が良くて料理も美味しそうだし、すごくいいね。

私は貝類が苦手だからこのメニューは2つ食べられないけど、楽しく過ごせそうだからここにしよう』

とグループラインで返信してきて、褒めながら実はケチをつけてるじゃん……とちょっとうんざり。

仕事が真面目で同期の中でも一目置いていた女性だったのですが、こういうとこはちょっと面倒くささを感じましたね……」(30歳/営業)

選んだお店のセンスを褒めながら、メニューへの不満をこぼす。これを同時にやってしまうと、結局はネガティブな姿のほうが相手の中に残ってしまい、決して良い印象は持たれません。

意見があるときは、別でしっかり伝えること。センスを褒めるならそれに集中すること。この使い分けができないと、「面倒くさい」と思われる可能性があります。

“自分が我慢すれば済む“と思っているような言葉は、聞いているみんながうんざりするもの。

個人的なことなら幹事の人だけに伝えるようなやり方も心がけたいですね。