妊娠し、出産を待つまでの十月十日。つわり期などは短いようで長く感じ、過ぎてみればあっという間のその期間は、身体の不調とも戦いながら、生まれてくる赤ちゃんを思って、幸せな気持ちになったり、不安になったりしますよね。

特に臨月ともなると、大きなお腹を抱えて不自由なことも増える中、「もう少しで会える!」という喜びと、いつ始まるかわからない陣痛・出産への不安や恐怖で、ソワソワして過ごすお母さんも多いのではないでしょうか。

臨月は、少しでも不安をやわらげ、予定日まで心やすらかに過ごしたいものですよね。そこで今回は、自身や周囲の体験談から、できるだけ心穏やかに出産予定日を迎えるための、予定日までのオススメの過ごし方を7つ、ご紹介します。

生まれてくる赤ちゃんのための服を買う

臨月ともなれば、すでに赤ちゃんグッズは揃えているかもしれませんね。まだという方は、ぜひ臨月のうちに産まれてくる赤ちゃんの服やグッズを揃えておくことをオススメします。

今はネットスーパーも充実しているので、外出が厳しい方でも十分いろいろなものを揃えることができます。

赤ちゃん用の小さい服や靴下を見て、赤ちゃんと過ごすこれからの未来をリアルに想像すると、楽しみな気持ちが湧いてくるはず。

特に新生児の洋服は本当に小さくて、1~2か月しか着られないようなサイズの可愛らしいものばかり。見ているだけで、愛しさが湧いてきます。

新しい肌着に水通ししながら、これからやってくる赤ちゃんとの幸せな生活を想像してみてください。

なかなか会えない友人と会う

出産すると、赤ちゃんとの生活はノンストップ。昼も夜もなく授乳したりお世話したりと、しばらくは普通の生活ペースを守ることは難しくなります。

友達と気兼ねなく出かけてランチや飲み会に繰り出せるのは、赤ちゃんが産まれる前まで。産まれてからどのくらいで一人身軽にランチを食べに行けるのかは、赤ちゃんの個性やお母さんの気質、家族の協力体制などによっても変わります。

臨月だとそうそう遠出はできませんが、近くまで友人に出向いてもらって、ランチをしたり、おいしいスイーツを食べに行ったりと、思う存分、産後にはできないことをしておくのもまた、臨月の過ごし方としては充実したものになるはず。

特に、職に就いているお母さんなら、ふだんは休みが合わなくてなかなか会えない友人に産休中に会っておくのもいいですね。

夜の飲み会も、子どもが小さいうちはなかなか行けないので、産まれる前に気が済むまで参加しておくといいかもしれません。お酒はNGですが、夜の飲み会の雰囲気自体を楽しむことはできます。

また、友人を誘ってでも、ひとりででも、ラーメンを食べたり、映画を観に行ったりなども、産後すぐにはなかなかできないことなので、オススメです。

気になっている長編漫画を一気読みする、海外ドラマのDVDを観る……など、産後赤ちゃんのお世話でまとまった時間がとれなくなることを想定して、じっくりと腰を据えて取り掛かる趣味に没頭するのもまた一興です。