もしかしてLINE、家族やママ友との会話だけに使ってませんか?

国民的スマホアプリといえばLINEです。子どもも大人もおじいちゃんやおばあちゃんもインストールしており、なんと8000万以上のアカウントがあるといわれるほどです。

しかしこのLINEを、「子どもとの会話」「ママ友との会話」「両親との会話」だけに使ってはいないでしょうか。

企業アカウントをフォローして「クーポン」をゲットしている人は多いと思います。しかし、まだまだLINEの本当の魅力を引き出しているとはいえません。

実はお金の問題を解決するくらいの力がLINEにはあるのです。今回は、もっともっと使えるLINEの機能を紹介してみたいと思います。

絶対やりたい「LINE家計簿」自動で記帳もできちゃう!

まず絶対に利用したいのは「LINE家計簿」です。実はLINEには家計簿の機能もあって、タイムラインで子どもと会話をしながら家計簿の記帳をすることもできます。

右下「ウォレット」のボタンから「家計簿」へ移動するとLINE家計簿のスタート画面に入ります(アイコン位置、名称はバージョンによって異なることがあります)。

LINE家計簿にはLINEアプリ内で完結するものと、単独の「LINE家計簿」アプリをインストールするものがありますが、LINE家計簿アプリのほうが断然高機能です。

といってもLINEのタイムラインで「2000 食費」のようにLINE家計簿のタイムラインに投稿するだけでアプリ版に記帳することもできるので、とりあえずアプリ版も設定しておくことをオススメします。

LINE家計簿アプリは、モバイルバンキング、クレジットカードアカウント、楽天やアマゾンなどのECサイトのユーザー情報などを登録しておくと、銀行の自動引き落としやネットの買い物履歴も自動的に記帳されるようになります。

たとえば銀行引き落としの水道代やネットの買い物をわざわざ手入力する必要はありません。これだけで家計簿はぐんとラクになります。

家計簿といえば「夜にまとめてつける」というイメージがありますが、実はほとんど自動化することもできるちゃうのです。

電子マネーとしての「LINE Pay」、実はお得で便利です

電子マネーをスマホで使えるようになるとキャッシュレス生活になります。そこでLINEが提供するLINE Payはどうでしょうか。

こちらも右下「ウォレット」からLINE Payの利用画面に入ります。アプリ版「LINE Pay」もありますがインストールしなくても大丈夫です。

LINE Payはモバイルバンキングなどを連携させると、現金をおろす必要もなくチャージして、店頭支払いができるようになります(銀行口座の登録は本人確認手続きにもなります)。

あわてて銀行にお金を下ろしに行かなくても買い物の支払いができるわけです。小銭を出して、おつりを受け取るようなもたもたもないので、子どもが小さい場合など、キャッシュレス決済は店頭でとても便利です。

ローソン、セブンイレブン、ファミリーマートの主要コンビニはLINE Payに対応していますし、ドラッグストアの多くも対応しています。

スシローやガストなど飲食の場でも利用シーンが増えていますし、意外なところだと上野動物園にも入園できちゃったりします。

もちろん電子マネーの魅力であるポイント還元もあります。LINE Payの場合は利用額に応じて還元率がアップする仕組みで標準が0.5%還元です。

LINE PayはLINEつながりのママ友飲み会などの会費徴収にも便利です。「ひとり3000円でお願いします」とグループのタイムラインに流してLINE Payで払ってもらうこともできるのです。幹事さんもラクになりますね。

もちろんLINE Payの使用履歴はLINE家計簿に自動記帳されますよ。

ダメ元でキャリアアップ? LINEキャリアが面接情報をくれるかも

今の仕事、なかなかお給料も上がらないし転職も考えたいけれど、忙しくてそんな暇もない……という人にうってつけなのは「LINEキャリア」。これはLINEのタイムラインに求人情報を流してもらうしくみです。

「LINEキャリア」を検索して友だちに加えるだけでスタートできます。

自分のキャリアや希望条件を登録するとそれにマッチした求人を絞って送ってくれるようになります。たくさんの求人物件を検索してしらみつぶしに見る必要はありません。

タイムラインに流れてきた「あ、これいいかも!」というようなものだけピックアップすれば転職活動ができるというわけです。

特に非正規で働いている人は正社員になるチャンスを逃したくないところ。仕事帰りに子どもと連絡をしたついでに、転職のチャンスを探せるかもしれませんよ。