理想のカップル像のひとつとして「何でも言いあえる仲」というのがある一方で、「親しき仲にも礼儀あり」という言葉もあります。

相手に不満があるとき、どのような伝え方をすればうまく相手に聞き入れてもらいやすくなるのでしょうか。

彼氏にうまく不満を伝えるオススメの方法

まず、すぐに思ったことをそのまま伝えるのはお勧めできません。

不満を抱いた直後は感情的になっていることが多いため、たいてい傷つけ合いになってしまうからです。

人は感情的になっているとき、相手を傷つけることで自分の心を守ろうとする傾向があります。

ですから、感情的な状態で相手に気持ちをぶつけてしまうと、相手も同じく感情的に反撃するようになり、最悪の場合二人の関係が破綻することも…。

冷静になって、理性的に伝えよう

そんなわけで、彼氏に何かしら不満ができたときは、ひとまず不満を一旦飲み込むことをお勧めします。感情的な状態のまま気持ちをぶつけて、相手を傷つけることを回避するためです。

その後冷静に、淡々と「次回はこうやってほしい」と改善点を伝えてみてください。理性的に伝えると、相手を傷つけずに多少なりとも不満を解消できます。

ここで大切なのは、飲み込んだ不満をそのままにしておかないことです。

飲み込んだままにしてしまうと、ずっと相手に対して“貸し”を作ったままのような気持ちになります。そして自分だけが我慢している、損をしているといった更なる不満に繋がりかねません。

付き合う前より付き合った後の方が。付き合った後より、結婚してからの方が。相手に対する不満は、仲が良くなればなるほどすぐに伝えようとしてしまうのが人間です。

でも、不満は感情と共に伝えると相手を傷つけてしまうもの。

大切な人だからこそ仲の良い、お互いに感謝し合える関係でいるために、相手を傷つけないような行動をとっていきたいですね。