「育ちの良い女性」と聞くと、「おしとやか」「上品」など女性らしさを思い浮かべるかもしれません。

もちろん穏やかさも好意的に受け止められますが、男性が見ているのはもっと細かい部分。人間性のまっすぐさが出た行動や態度に、「しっかりした女性だな」と敬意を持ちます。

女性とは少し違う男性の目線で、「育ちの良い女性」について説明します。

男性が思う「育ちの良い女性」の共通点とは?

1: 言葉遣いがきれい

多くの男性が、「言葉遣いのきれいな女性は話していて楽しい」と言います。

どんな言葉を口にするかはその人が選ぶものであり、聞いていて気持ちがいい、良い響きのある表現を使う女性は、それだけで内面の美しさが伝わります。

「仲のいい友人でも、『キモい』とか『馬鹿みたい』とか汚い言葉を言うのを聞くとちょっと引く」(25歳/美容師)

という男性の声もありますが、親しいからこそ気をつけたいのが言葉遣い。相手がぎょっとするような言い方は、悪い印象を残すだけでなくそれから先の関係も望めません。

2: ネガティブな感情を表に出さない

たとえば、ふたりで入ったお店で店員さんの態度が悪く、何となく気まずい空気が流れたとき。

「こんなお店、二度と来ない!」と不機嫌をあらわにされると男性も気を使いますが、育ちの良い女性は「○○ってお店も美味しいらしいから、今度行ってみない?」とポジティブな“提案”をします。

「トラブルがあってもふてくされたり嫌味を言ったりしない女性って、信頼できるしふたりでどこでも行けると思う」(35歳/公務員)

と感じる男性もいて、負の感情を表に出さない芯の強さが魅力なのですね。

3: 協調性を大切にする

「俺が“育ちがいい”と思った女性は、みんなで飲み会を開く話が決まったとき、お酒に弱いメンバーでも大丈夫なように飲み放題にソフトドリンクが多いお店をさり気なくリクエストしていた人。

こういう気遣いってなかなか思いつかないし、いい子だなと思った」(31歳/介護士)

何かを決めるとき、自分の都合ばかり押し付ける人だと誰かが損をすることもありますよね。

そうではなく、ほかの人の状態を思い出してみんなが楽しめるような配慮を考えられるのが、男性が思う育ちの良い女性です。

協調性を大切にするのは、人の輪を乱さないことが良好な人間関係を築くと理解していて、自分が壊す側にはならないのを当たり前としているから。

周りに合わせすぎると「八方美人」と言われることもありますが、育ちの良い女性はやみくもに流されることはなく、ここぞというときに意見を言える視野の広さを持っています。