ヨコハマトリエンナーレ2020 イメージビジュアル
フォトギャラリー『ヨコハマトリエンナーレ2020』参加アーティストや展示作品を写真で見る
  • オンライン記者会見の様子。左から帆足亜紀(プロジェクト・マネージャー/事務局次長)、逢坂 恵理子(横浜トリエンナーレ組織委員会副委員長)、蔵屋 美香(横浜トリエンナーレ組織委員会副委員長)、松元公良(事務局 開催本部長)
  • ヨコハマトリエンナーレ2020 イメージビジュアル
  • ラクス・メディア・コレクティヴ 撮影:加藤甫 写真提供:横浜トリエンナーレ組織委員会
  • ニック・ケイヴ《回転する森》2016
  • インゲラ・イルマン《ジャイアント・ホグウィード》(部分) 2016/2020 Photo by Sebastian Dahlqvist

60組を超えるアーティストが参加! 日本初の展示作品がずらり

2001年にスタートし、3年に1度開催されている現代美術の国際展「ヨコハマトリエンナーレ」。今年は7月17日(金)から10月11日(日)まで、「AFTERGLOW-光の破片をつかまえる」をタイトルに、横浜美術館およびプロット48で開催される。

6月22日に行われたオンラインでの記者会見では、参加アーティストや展示作品などの詳細が発表された。

オンライン記者会見の様子。左から帆足亜紀(プロジェクト・マネージャー/事務局次長)、逢坂 恵理子(横浜トリエンナーレ組織委員会副委員長)、蔵屋 美香(横浜トリエンナーレ組織委員会副委員長)、松元公良(事務局 開催本部長)

20年目となる今回、初めての海外からのアーティスティック・ディレクターとして、インド出身の「ラクス・メディア・コレクティヴ」を迎えた。

彼らは「動き回ることで発想が出てくる」という考え方を基に、5つのキーワード「独学、発光、友情、ケア、毒」を挙げている。

「作品を見て、それを分かろうとするのではなく、何かを思い出したり、不思議とか分からないということを感じてほしい」と話す。

ラクス・メディア・コレクティヴ 撮影:加藤甫 写真提供:横浜トリエンナーレ組織委員会

30以上の国や地域から参加するアーティストは、60組を超える。半分以上が1980年代、90年代生まれといった若手であり、日本で初めて展示をするアーティストも30組以上。

アメリカ・シカゴを拠点に活動するニック・ケイヴは、アメリカの庭でよく見られるガーデンスピナーと呼ばれるキラキラした装飾品を、横浜美術館のエントランスに展開する。

とてもきれいに感じるが、中にはこわいモチーフのものもあり、ただきれいなインスタレーションでは済まされない。

ニック・ケイヴ《回転する森》2016 ⒸNick Cave, Courtesy of the artist and Jack Shainman Gallery Photo by James Prinz