(左から)市井昌秀監督、眞島秀和
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  • 『1001のバイオリン』
  • 『隼』
  • 『無防備』
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市井昌秀監督の“ブッとんだ感覚”のルーツは? 俳優・眞島秀和が分析

自主映画の祭典“ぴあフィルムフェスティバル”を擁するPFFが立ち上げた新プロジェクト“オンラインPFF”。

そのオープニングを飾る『PFF・オンライン映画祭~“ひと”が映画をつくる~』の第2夜を迎えた7月5日、PFFアワード2006準グランプリと技術賞に輝いた『隼(はやぶさ)』が配信上映された。

上映後には、同作のメガホンを取った市井昌秀監督(『箱入り息子の恋』『台風家族』)、市井監督書き下しのオリジナル脚本ドラマ『サウナーマン〜汗か涙かわからない〜』(朝日放送テレビ)で主演を務めた眞島秀和によるトークを実施。

まず、話題にあがったのは『隼』が撮影された東京・仙川エリアについて。市井監督が15年以上暮らすこの場所は、眞島にとっても大学時代を過ごした思い出の地とあって、まずは“地元ネタ”でトークは軽快な滑り出しを見せた。

とある貧しい夫婦の奮闘を、コミカルな味つけで描いた『隼』は市井監督のルーツとも呼ぶべき一品。眞島も学生時代、自主映画の製作にのめり込んだ経験があり、「体制は自主映画でも、かなりの気合が入っているなと思いました」と舌を巻き、市井監督に対し、脚本やキャスティング、編集についてまで質問攻め。