白髪が気になりはじめているというママは、白髪染めをしたり、食生活や生活習慣に気を付けたりと、白髪に対して自分なりに何らかの対策を行っているかもしれません。

でも、白髪については色んな噂があり、どんな方法が正しいのかわからないということもあるのではないでしょうか。そこで今回は、国際毛髪皮膚科学研究所の代表理事であり、毛髪診断士認定講師である本山典子さんに、白髪の原因と対策について教えていただきました。

白髪の原因

現在、白髪の原因は何にあると考えられているのでしょうか。

本山典子さん(以下、本山)「基本的には内側と外側、両面の問題と考えられています」

●内側

  • 遺伝によるもの
  • 血液状態が悪い、栄養不足(鉄分など)、代謝不足(冷えなどで巡りが悪い)
  • ストレスによる酸欠、活性酸素の発生
  • 女性ホルモンのアンバランス(加齢・ストレスなど)

●外側

  • ヘアカラーやパーマの繰り返し
  • 生活習慣(偏った食生活、睡眠不足、運動不足など)

白髪には、さまざまな原因があるんですね。内側の原因もこんなに多くのことがあったとは……!

おすすめの白髪の対策

では、実際、白髪を対策したいと思ったら、どんなことをすればいいでしょうか。本山さんにおすすめの方法を教えていただきました。

本山「『良い血液の状態と酸素の状態』をキープすることをおすすめします。それには、内側からの栄養摂取と外側からのストレスケアが必要です」

1.栄養摂取

本山「タンパク質、鉄分、ビタミンの摂取は大切。特に『赤と黒』といった、色を意識した食品を摂取することを推奨します。赤と黒は、血液と鉄分を作ると漢方の世界ではいわれています。また、髪に必要なタンパク質やビタミン類が含まれてる食品も多いのでおすすめです。

例えば…
赤:レバー、赤身の肉、クコ、いちご、ニンジン、赤パプリカ など
黒:牡蠣、ひじき、黒きくらげ、黒ごま、レーズン、ドライフルーツ などです」

本山「子育てで忙しい世代の方には、色だけ意識すると面倒も少ないですし、プラス、色でイメージ力をあげることはストレスケアにもつながります」

2.髪を作る「頭皮」をケアする

本山「頭皮を動かすようなマッサージをすると、コリもほぐれ、リンパの流れもよくなり、深い呼吸にもつながります。そうすると頭皮の若々しさも維持されやすいことに加えて、血液の運搬もよくなります。

また、頭皮を触る(皮膚を触る)=ストレスホルモンが軽減され、ストレスの軽減につながり、リラックスを促し、深い呼吸につながります。

子育て世代は時間がなく、なかなか自分のケアに意識がいかないものですが、自分を大切にすることは、周りをも幸せにすることにつながります。

時間がない人は、頭皮を中心にブラッシングをするだけでも良いです。ご夫婦やお子様とブラッシングのし合いっこするのも、良いコミュニケーションにもなるのでおすすめです」

3.睡眠をたっぷり取る

本山「睡眠はたっぷり取りましょう。寝る前のスマホ時間とスマホ姿勢に注意するのをおすすめします。スマホなどから出るブルーライトの連続使用は、自律神経のバランスを阻害し、睡眠障害にもつながりやすくなります。結果、髪の老化につながってしまいます」

その他、「毛染めの回数を頻繁にしない」「インスタントものや冷たいものの摂取を控える」「首肩こりを放置しない」といった対策も有効だそうですよ。