オンラインで開催したCP+2021 会場、5万人余りが来場した
カメラの祭典CP+2021が2月28日、無事閉幕した。当初はパシフィコ横浜での展示とオンラインイベントを交えたハイブリッド開催の予定だったが、結局、12月の段階でフルオンラインに切り替えた。昨年11月頃から感染が再燃し始めた新型コロナウイルス感染症の影響だ。直前に中止せざるを得なかった昨年に比べれば、何とか開催できた点では一歩前進だ。しかし気になるのは、オンライン開催にしたことによるイベント力への影響だ。
近年の縮小著しいカメラ市場でも、CP+の来場者数は善戦してきた。最後にリアルで開催されたCP+2019では、4日間の会期中6万9615人が来場。前年比微増で過去最多を記録した。しかし今年は5万150人。前回比で28.0%減だ。2012年以来、大雪で1日休んだ14年を除いて、ずっと6万人超えを続けてきたが、今年は5万人台にとどまってしまった。この変化をどう評価すべきか。
例えば、前回の2020で初のオンライン開催に切り替えたCEATECも、やはり大きくマイナスだった。見本市のジャンルはかなり異なるが、会期中の来場者数は前回比で40.7%減の8万5650人と大幅減。一方で出展数も54.8%減の356社と、こちらは半分以下に減ってしまった。やはりオンラインの見本市をリアル開催に匹敵する規模にするのは簡単ではないことがわかる。
CP+2021の出展数は、なんと83.9%減。14年以来連続して100社を超え、前回は124社だったが、今回は20社と激減だ。ソニー、キヤノン、ニコンなど、主要カメラメーカーこそ勢ぞろいしたものの、アクションカメラのGoProやドローンのDJIなどは出展を見送った。さらに、三脚やバッグのヴァイテックやハクバ、アクセサリ老舗のエツミや浅沼商会なども出展しなかった。パシフィコ横浜で従来、大きなブースを構えていたメーカー各社は出展したが、比較的小さなブースながら会場を盛り立てていたアクセサリや用品、ストロボなどの周辺メーカーの出展が激減した、という構図だ。それでも来場者が5万人を維持できたと考えれば、今回のCP+は健闘したと言っていいだろう。
イベントのコンテンツ自体は、各社が工夫を凝らし収録や生の動画が盛りだくさんで、急きょ、フルオンライン開催に切り替わったにしては、とても充実していた。しかも、アーカイブが3月一杯は公開されているため、見逃したコンテンツをあとからじっくり見ることができる。従来なら会場で同時多発的に行われ、とてもすべては見切れないトークショーなども、後からじっくりと見ることができるというのはいい。このあたりは、リアル開催が復活した後も継続してほしい。オンライン開催で得た知見も少なからずあるだろう。
とはいえ、CP+は実機に触れたり撮影を楽しんだりする、リアル空間があってこそ成り立つ祭典であることに変わりはない。普段店頭では見かけないアクセサリやプロ向けのストロボシステムに出会ったり、ガラスケース越しに参考出品のカメラを覗き込んだり、業界のキーパーソンの話が直接聞いたりできるのはCP+ならでは。もう2年も待っている。次回こそ、リアル開催の条件が整うよう祈りたい。(BCN・道越一郎)
-
鹿児島の飲食店向け “MEO×SNSの組み合わせ型集客”セミナー『繁盛店の設計図』を5/25開催 -
文具好きさん大集合!「しずおか文具の博覧会」~ハッピーペーパーマーケット~開催✐ -
『100%ドラえもん&フレンズ in 東京』~開幕から59日目で来場者10万人を突破~ -
日本のロックのオリジネーター、竹田和夫とカルメン・マキが55年の歳月を超えて同じステージに立つ!音楽史に残るスペシャルライブ「カルメン・マキ×竹田和夫」 開催決定!
-
【資格の学校TAC】1級FP(学科)最新本試験の分析&ステップアップセミナーを2026年5月27日(水)19:00より実施!重要問題をピックアップ解説、応用編の配点予想も実施! -
【TAC株式会社】2026年6月開講「1級本科生」で1級FP(学科)合格を確実に!合格教材&プロ講師の講義をお試しOK!6/6(土)まで大幅割引キャンペーン実施中! -
代々木上原に光と影の美意識が宿るアートスペース誕生――Lei In Praise of Shadows、6月27日に「Lei Gallery Tokyo」開設 -
『君のことが大大大大大好きな100人の彼女 ビビーン!!とパズル』「凪乃キュン!キュン!チャレンジ」開催!







