綱引き対決で勝利した井上真央を肩車する女子レスリングの吉田沙保里選手

映画『綱引いちゃった!』の主演を務める井上真央が、28日に三重県で行われた“お伊勢さん全日本男女混合綱引大会”(日本綱引連盟主催)にゲスト出演し、女子レスリング金メダリストの吉田沙保里選手率いるチームと対戦。井上チームがみごと勝利をおさめた。

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本作は、大分市役所に勤める主人公(井上)が、市のPRのために“女子綱引きチーム”を結成し、その過程で生まれる絆を描く。『舞妓Haaaan!!!』『なくもんか』の水田伸生が監督を務めている。

この日サプライズゲストとして井上と吉田選手の名前がコールされると、会場に集まった約400人からは歓喜の声が。女子レスリング世界大会13大会連続優勝というギネス記録を持ち、そして国民栄誉賞受賞という、吉田選手の輝かしい経歴が“目標に向かって前向きに頑張る女性たちの姿を描く”映画のイメージとマッチしたため、今回の対戦が実現したようだ。試合開始後、井上率いる小学生チームと吉田選手率いる小学生チームは互角の闘いをみせ、激闘の末に井上チームが勝利。井上は試合後、「勝っちゃいました! 霊長類最強に勝っちゃいました」と興奮した様子で、敗れた吉田選手は「連勝記録を止められてしまったので、また次の試合から一勝、二勝と勝利を目指して頑張っていきます」と話した。

その後吉田選手が井上を肩車するなど、互いの健闘を讃え、最後には「今度は伊勢神宮へ恋愛成就の祈願に行きましょう」など、女性同士ならではの恋愛トークでも盛り上がったようだ。

『綱引いちゃった!』
11月23日(金)全国ロードショー