武井咲、松坂桃李

累計900万部を超える人気少女コミックを実写化した『今日、恋をはじめます』の完成披露試写会が8日、都内で行われ、3度目の共演にして初の恋人役に挑んだ武井咲と松坂桃李が舞台あいさつに立った。

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ふたりは劇中衣装である制服姿で、仲良く手をつなぎながら登場。武井が「現場でも素直な感情で、自然と恋人役を演じることができた」と振り返ると、松坂も「『明日も会える』と毎日、現場に行くのが楽しみだった。恋の原動力を実感しました」とゾッコンの様子。メガホンを執る古澤健監督からは「ふたりは本番以外でもイチャイチャしていた」と暴露され、武井&松坂の相思相愛ぶりが会場を大いに沸かせていた。

本作は、地味で恋愛に縁のない真面目な女子高校生のつばき(武井)と、学校一のモテ男子・京汰(松坂)が互いに反発しあいながらも惹かれあい、“恋をはじめる”までを甘く爽やかに描いた青春ラブストーリー。古澤監督は「原作の良さを引き継ぎながら、『こんな恋愛がしたいな』という思いをフィルムに焼きつけたつもり。僕自身はおっさんですが(笑)、キュンキュンできる現場だった」。舞台あいさつには原作者の水波風南も登壇し「武井さんの可愛らしさ、松坂さんの格好良さが際立っている。きっとこの映画を観れば、ふたりのことがもっと好きになるはず」と太鼓判を押していた。

劇中、ふたりの出会いは京汰からの“いきなりのキス”で始まるという設定で、武井は「実際、撮影してみると悪くなかった。こういう経験は憧れだし、なかなかいいもの」と大胆発言。一方の松坂は「男にしてみたら、いきなりキスって結構勇気がいるかも…」とタジタジだった。それでも最後は、松坂が「公開までの1か月、武井咲に恋していきたいと思います」と男気を見せ、負けじと武井も「私もつばきとして、松坂桃李に恋を始めます!」と宣言し、再び手をつなぎ“ラブラブ”で写真撮影に臨んでいた。

『今日、恋をはじめます』
12月8日から全国東宝系にてロードショー