左から、五所真理子、早水小夜子、佐々木典夫 劇団四季会長 左から、五所真理子、早水小夜子、佐々木典夫 劇団四季会長

劇団四季は11月13日、仙台市内で会見を行い、来年4月より東京エレクトロンホール宮城(仙台市青葉区)でミュージカル『キャッツ』のロングラン公演を行うことを発表した。仙台で『キャッツ』を上演するのは2003年以来、今回が2度目の長期公演となる。

劇団四季『キャッツ』は1983年、東京・西新宿で初演。テント式仮設劇場による日本初の欧米型ロングラン公演は演劇界のみならず広く社会的な注目を集めた。以来29年間にわたり、計9都市(東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、静岡、広島、仙台、横浜)でのべ18公演を実施。総公演回数8349回、総入場者数は833万人を超える、日本最多記録を誇る作品だ。

会見には、出演候補者の早水小夜子と五所真理子が出席。「この作品が、皆様の心に“希望”を灯すことができたらと願っています。出演者一同、全力で取り組んで参りたいと思います」(早水)、「『キャッツ』は、ミュージカルの醍醐味が存分に織り込まれた作品です。皆様に作品の感動をお届けできるよう、一回一回の舞台に祈りを込めて演じていきたいと思います」(五所)と、それぞれ公演への意気込みを語った。

■劇団四季ミュージカル『キャッツ』仙台公演
開幕:2013年4月開幕
会場:東京エレクトロンホール宮城(仙台市青葉区国分町3-3-7)
チケット発売:2013年2月より(予定)