(画像左から)真彩希帆、望海風斗 (画像左から)真彩希帆、望海風斗

宝塚歌劇雪組公演『ひかりふる路~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール~』/『SUPER VOYAGER! ―希望の海へ―』の制作発表会が9月22日に都内にて開催された。この公演は雪組新トップスター・望海風斗(のぞみ ふうと)と、新トップ娘役・真彩希帆(まあや きほ)のお披露目公演。『ひかりふる路』は、『ジキル&ハイド』『スカーレット ピンパーネル』等で知られるブロードウェイの作曲家、フランク・ワイルドホーンが全曲を書き下ろす。

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抜群の歌唱力を持つ実力派コンビの船出に、最高のプレゼントだ。世界で活躍するワイルドホーンが宝塚に楽曲提供するのは、2006年の『NEVER SAY GOODBYE』以来11年ぶり。この日の会見では望海と真彩が、氏のピアノ演奏をバックに劇中歌を2曲披露。「ワイルドホーンさんに全曲作曲していただけると訊いて、こんな夢のようなことがあっていいのかなと思いました。本日、生演奏で歌わせていただいて、本当に幸せな気持ち。(この日は2曲のみだったが)これが全編になったらどんなことになるんだろうと自分自身、ワクワクしています」と望海は喜びを語る。真彩も「私の大好きなワイルドホーンさんの曲を、大好きな望海さんが歌われるのかと思っただけで、すごく幸せな気持ちになりました。(この日披露した)デュエットの曲も、メロディを聴くだけで涙が出てくるような素晴らしい曲」と感想を。

またワイルドホーンはふたりについて「望海さんと真彩さんは素晴らしい音楽家。そしてとてもソウルフル。それは自分にとってとても大切なことなので、一緒に作り上げることをとても楽しみにしています」と話した。

『ひかりふる路』は生田大和、『SUPER VOYAGER!』は野口幸作、ともにこれからの歌劇団を担う若い演出家が担当する。生田は「雪組の新しいスタートを切る作品であり、11年ぶりにフランクさんに全楽曲を書いていただく。特別な公演になる」と力を込め、野口は「“望”海風斗と真彩“希”帆、“希望”コンビの誕生と新生雪組の船出を盛大に祝福する、爽やかで絢爛豪華なレビュー作品です。これぞ宝塚という直球の作品にします」と熱く語った。

公演は11月10日(金)から12月15日(金)まで兵庫・宝塚大劇場、2018年1月2日(火)から2月11日(日)まで東京宝塚劇場にて上演される。チケットは兵庫公演が10月7日(土)午前10時より、東京公演が11月26日(日)午前10時より一般発売開始。