「都内在住で1回目の緊急事態宣言前から会社が出勤か在宅かを選択できるようになって、私はそれからずっと自宅で仕事をしています。

勤めている頃は、朝は食べない、昼は会社近くでランチ、夜は外食かテイクアウトのものを家で食べるような生活をしていました。

コロナ禍になって、自炊が増えたという話を聞くけれど、私はまったく……。元々料理は好きじゃないし、コンロ周りやシンクが汚れることがすごく嫌いなので今もしていません。

今はもっぱら通販でレトルトご飯を大量に購入して、近くのスーパーで冷凍食品やレトルトに頼るような生活をしています。

それなら普通じゃん! って思うかもしれないけど、私の場合は洗い物をするのも好きじゃないので、冷凍食品を温めるときにお皿は使いません。ご飯のレトルト容器を再利用しています。

ご飯のレトルト容器はレンジ対応なので、ご飯を温めた後はそれを一度レトルト容器のフタに移して、容器に冷凍食品を入れて温めています。

ご飯の容器は少し深さがあるので、1人前のカレーなどのレトルトにも使えるんですよ。ピッタリで冷や冷やしますけど(笑)

ゴミも少なくて、洗い物も出ない。何て一石二鳥なんだと思っています」(28歳/デザイナー)

少しでも楽をしたいと思うのは誰にでもあるもの、それが毎日起こるものであれば当然です。

レトルトのカレーはお皿に移し替えないといけないものがあって、それが億劫というズボラ女子の話は意外とよく聞きます。

作法的にはアウトかもしれませんが、自分のものを自分で納得しているのであればいいのではないでしょうか。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。