『96時間/リベンジ』に出演した、とにかく強いリーアム・ニーソン (C) 2012 EUROPACORP - M6 FILMS - GRIVE PRODUCTIONS

リーアム・ニーソンが元CIA秘密工作員に扮し、父親愛を炸裂させるアクション映画『96時間/リベンジ』の特別映像が公開された。

特別映像

本作は、誘拐された最愛の娘を救出するために冷酷非情な男に変貌した父親ブライアンの活躍を描いた『96時間』の続編で、イスタンブールで元妻と娘を誘拐されてしまったブライアンが“最強の親父”として、凶悪で巨大なマフィア集団を相手に一歩もひるむことなく立ち向かっていく様を、前作以上にハードなアクションを交えて描く。

このほど公開されたのは映画のダイジェストを中心に劇中に登場する“アクション”に迫った特別映像。キャストのニーソン、ファムケ・ヤンセン、マギー・グレイスが撮影時を振り返り、劇中に登場する悪役よりもコワモテのオリヴィエ・メガトン監督がアクション・シーンのこだわりを披露。スタントコーディネーターのマーク・ヴァンセローは小さいカメラやゴープロカメラ(アウトドア用に設計され、耐久性/携帯性に優れた小型カメラ)を駆使して撮影したカースタントについて解説している。

ニーソンは『シンドラーのリスト』や『愛についてのキンゼイ・レポート』などの作品で繊細な演技を見せる一方で、190センチを超える身長とアマチュア・ボクサーだった経験を活かしたアクティブな演技も多くこなしてきた。『ダークマン』では復讐に燃える闇のヒーローに扮し、『スター・ウォーズ』サーガでジェダイ騎士として活躍したかと思えば、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』では荒くれ者たちを率いて勢い余ったアクションを披露した。本作では、接近戦のファイト・テクニックの先駆者アラン・フィグラースをファイト・コーディネーターに迎えて、相手の攻撃を防ぐだけでなく、その力を活かしながら反撃する高度な格闘シーンを実現している。

シリアスで、ときに子犬のような愛らしい表情を見せるニーソンが、笑ってしまうほどの強さを発揮し、次々に敵をなぎ倒していく“ギャップ”が本シリーズの大きな魅力のひとつだが、『96時間/リベンジ』では前作を遥かに上回るスケールと激しいアクションが用意されているようだ。

『96時間/リベンジ』
2013年1月11日(金) TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー