『クラウド アトラス』PRのため来日が決まったトム・ティクヴァ、ラナ&アンディ・ウォシャウスキー

『マトリックス』三部作のラナ&アンディ・ウォシャウスキーと、『パフューム ある人殺しの物語』のトム・ティクヴァが共同で監督を務める映画『クラウド アトラス』が3月に日本公開されるのを記念して、1月下旬に3監督が揃って来日することが決定した。

その他の写真

本作は、過去と現在と未来で起こる様々な物語を交錯・連鎖させながら、人間はなぜ同じ罪を繰り返すのか? その罪は次の時代へどのような影響を与えるのか? を問いかけ、すべて人生は繋がり、連関していることを描き出す作品で、トム・ハンクス、ハル・ベリーをはじめとしてスーザン・サランドン、ジム・ブロードベント、ヒュー・グラント、ヒューゴ・ウィービングら豪華なキャストが複数の登場人物を演じ、6つのエピソードを描きながら172分の本編を観終わった後にそれらがひとつの巨大なドラマになる意欲作だ。

ウォシャウスキー姉弟監督が来日するのは『マトリックス レボリューションズ』のPR以来10年振りで、ティクヴァ監督の来日は『パフューム ある人殺しの物語』のPR以来7年振りとなる。3人は今月24日(木)に来日し、都内で行われる記者会見に登壇する予定。

ウォシャウスキー、ティクヴァの両監督とも独自の世界観と映画哲学を持つ作家だが、本作では長年の友人だったという3人が主従の関係をつくることなくタッグを組んで、脚本と監督を担当しており、来日会見ではその創作プロセスや、作品のもつ壮大な主題について話が聞けそうだ。

『クラウド アトラス』
3月15日(金)、全国ロードショー