勘九郎、七之助が亡き父の遺志を継ぎ、赤坂大歌舞伎を上演

2013.1.22 19:46配信
左から、中村七之助、中村勘九郎、中村獅童 左から、中村七之助、中村勘九郎、中村獅童

3月、東京・赤坂ACTシアターで上演される赤坂大歌舞伎の製作発表が1月21日に行われ、出演者の中村勘九郎、中村七之助、中村獅童が会見に登場した。

赤坂大歌舞伎 チケット情報

赤坂大歌舞伎は、昨年12月に他界した十八代目中村勘三郎が「初めての方でもわかる歌舞伎」をコンセプトに2008年と2010年に開催。今回亡き父の遺志を継ぎ、勘九郎と七之助が獅童とともに通算3度目となる公演を実現させる。上演するのは、三遊亭円朝の怪談話を原作にした『怪談乳房榎(かいだんちぶさのえのき)』。勘三郎が平成2年に復活上演、早替わりや本水を使ったダイナミックな演出で評判をとり、以来上演を重ねてきた中村屋の当たり狂言だ。

勘九郎は、絵師・菱川重信、悪に加担する下男正助、うわばみ三次の3役、七之助は重信の美貌の妻お関、獅童は重信に弟子入りしながら、お関を寝取り重信殺害を企てる悪党・磯貝浪江を演じる。

勘九郎は「父は逝ってしまいましたが、第1回第2回とやってきて、第3回を息子の私たちにやらせていただけるのは、大変光栄なこと」と話し、3役を早替わりで演じることについては「子供の頃から憧れていた役。しかも『乳房榎』の1日2回公演は父もやっていないことで、今回初めての経験。ですが、まだ31歳、動けるかぎり動いてよい芝居にしたい」と意気込みを語った。

七之助は「父は好きな演目の時、楽屋で僕たち兄弟に必ず『やりたいだろ』って言うんです。『乳房榎』の時もそうで、父が本当に愛していた演目でした。僕たちも小さい頃、シャワールームで、シャワーを滝に見立てて演じたくらい」と演目への思い入れを語った。

公演は3月8日(金)から24日(日)まで、東京・赤坂ACTシアターにて。チケットの一般発売は2月2日(土)午前10時より。

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